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中国からの本学留学生が都立青梅総合高校の授業でプレゼンを実施

 3月12日(火)、都立青梅総合高校の1年次授業「産業社会と人間」に中国からの本学留学生6名(交換留学生3名, 大学院国際協力研究科院生3名)が参加し、高校生計240名(40名×6クラス)に対し、「異文化理解」をテーマにプレゼンを実施しました。
 今回は、既に本学と高大連携協定を締結している青梅総合高校側より、「成人留学生の話を聞き、学ぶことの意義や必要とされる能力を社会と関係づけてとらえることを目的として、『産業社会と人間』というキャリア教育の授業の中で、留学生から自己紹介、母国の特色、人々の暮らしと文化、学校生活、伝統的な衣装、留学の目的・将来の夢、どのように働いていきたいか等を適宜話していただきたい」という依頼があり、本学国際交流課の協力を得て実現したものです。
 各それぞれのクラス(1年生は合計6クラス)の教壇に立った留学生たちは、予め入念に準備してきたパワーポイントの資料や動画等を駆使して、中国という国家、市民生活、伝統文化、学校の様子、食生活(料理)、入試制度、留学生活などを流暢な日本語でプレゼンし、生徒に紹介していきました。中には大きな箱を準備しその中にちょっとした土産品を忍ばせ、生徒や高校教員一人一人に配るという心配りを見せた留学生も居りました。

 最初は声を震わせていた留学生たちも、時間が経つにつれ緊張も解け、生徒に質問を投げかけ程よくコミュニケーションを取るなどしてあっという間に講義時間の45分は過ぎ去り、どの教室からも最後は大きな拍手が起こっていました。
 担当の高校教諭からは、「皆さん日本語が上手で、生徒を指名してそこから話題を引き出すなどとても素晴らしかったです。生徒たちも、今回の授業を通して中国、そして世界へと視野が広まったのではないかと思います」という感想が聞かれ、また留学生たちは、「日本の高校の授業の中でプレゼンを行うという普段できない貴重な体験ができました」と語っていました。

〈2019. 3.13〉高大接続推進室