5月15日(月)、杏林高大接続ラウンドテーブルを本学井の頭キャンパスで開催しました。会場には高校教員14名と、本学から渡邊 卓学長をはじめ14名の関係教職員が一堂に会しました。
今回参加のあった高校は、大成高等学校、関東国際高等学校、聖徳学園中学・高等学校、順天中学・高等学校、東京都立青梅総合高等学校、藤村女子高等学校、東京都立府中東高等学校、工学院大学附属高等学校、國學院大學久我山中学高等学校の全9校です。
初めに、渡邊学長による開会の挨拶があり、本学学生の現状や高大接続への抱負などについて述べました。続いて、保健学部・総合政策学部・外国語学部の各学部長から、独自に取り組んでいるカリキュラムや入試の方向性などについて説明がありました。
稲垣大輔高大接続推進室長からは、2022年度の事業報告と秋学期に実施するアドバンストプレイスメントについて案内がありました。
高校教員からは、各高校の現状報告のほか、高大接続に期待すること、高校教育における課題などについて様々な意見が報告されました。そのほか、アドバンストプレイスメントの授業が高校の授業時間と被るために参加が困難であることや課題のハードルが高校生にとっては高いこと、大学入学後のミスマッチで退学者が増えていることなどについての問題点が多く上げられ、多くの意見や提案がありました。
ラウンドテーブルは約1時間半にわたって議論が交わされ、終了後も各校で情報交換をするなど活発な意見交換が行われました。
高大接続では今後も引き続き、本学としてどのような学びが提供できるかを高校生に直接伝える機会を設けるなど、高校生にとって最良の選択ができる支援をしていきます。