11月8日(水)から10日(金)までの3日間、東京都立三鷹中等教育学校の前期課程2年生(中学2年生)3名が、井の頭キャンパスで職場体験を行いました。
三鷹中等教育学校では、働くことの意義や喜び、苦労などを知るとともに、社会人としての責任など、社会のリーダーを育成するための重要な学びの場として職場体験を実施しており、本学では2016年から受け入れを行っています。
今回の職場体験は、井の頭キャンパスにある6つの部署を一日に2部署ずつ体験する形で実施しました。初日はオリエンテーションで、地域交流課(高大接続推進担当)の職員から、本学の概要や「杏林」の由来などについて説明を受けたのち、総合情報センターでパソコン解体作業、庶務課では窓口対応や郵便物の仕分け等の事務作業を担当職員の指導を受けながら取り組みました。
2日目は、キャリアサポートセンターでインターンシップ授業の補助業務を行い、井の頭図書館では返本や書架の整頓、カウンター業務について学びました。最終日には、入学センターで他大学の入試情報をリサーチする作業に取り組み、学生支援課では自転車置き場の整理やトレーニングルームの清掃を行うなど、各部署が用意した様々なプログラムを体験して、全日程を終了しました。
初めは緊張した面持ちの生徒たちでしたが、日が経つにつれ自然な表情になり、積極的に職員に質問したり、生徒同士で相談しながら真剣に業務に取り組む姿が見られました。生徒たちからは、「大学事務は庶務課で体験したものをイメージしていたが、様々な仕事があって驚いた」「色んな方と関わることができて良かった。他大学のリサーチでは将来の進路について考える機会となった」などの感想が聞かれました。
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