5月20日(月)、2024年度第1回杏林高大接続ラウンドテーブルを本学井の頭キャンパスで開催しました。会場には、高校教員19名と、本学から渡邊 卓学長をはじめ11名の関係教職員が一堂に会しました。
今回参加のあった高校は、大成高等学校、関東国際高等学校、聖徳学園中学・高等学校、順天中学・高等学校、藤村女子高等学校、工学院大学附属中学校・高等学校、國學院大學久我山中学高等学校、西武学園文理高等学校、昭和第一学園高等学校、県立相模原高等学校の全10校でした。
初めに、渡邊学長による開会の挨拶があり、高大接続の現状や今後の高大接続のあり方などについて忌憚なく議論を交わしたいと開会挨拶を述べました。続けて、協定高校の先生方に本学の教育内容、教育施設について理解を深めて頂くために、施設見学を実施しました。施設見学では会場を保健学部の校舎であるB棟に移動して、細胞検査士養成課程の実習の様子、作業療法実習室、診療放射線学科の実習を見学、図書館も見学していただきました。
参加高校教員からは、「施設見学というとても良い機会をいただきまして、見学前と見学後では杏林大学に対する理解も違います、生徒へ説明する際には内容もさらに充実したものになります」や「今日は杏林大学のストロングポイントを見ました 医療系学部に強い大学で文系学部がある意味をもう一度考え直すと、杏林大学にしか提供することができない特色ある文系学部の教育プログラムが提供出来るのではないかと思います」等示唆に富む話しが寄せられました
ラウンドテーブルは予定時間を大きく上回る2時間を超えて議論が交わされ、終了後も各校で情報交換をするなど活発な意見交換が行われました。
高大接続推進室では今回寄せられた意見を真摯に受けとめて、本学としてどのような学びが提供できるかを、高等学校と手を携えて、高大接続教育を推進して参ります。