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医学部FD・SD『医療従事者に求められるLGBTに関する基礎知識』を開催をしました

 2018年12月20日(木)17:30-19:00に、医学部FD・SD研修 多様性について学ぶ 第2弾!『医療従事者に求められるLGBTに関する基礎知識』を、三鷹キャンパス看護・医学教育研究棟3階 301教室にて開催しました。今回のセミナーでは、全学部から多様な方にご参加いただきました(医学部23名、保健学部8名、総合政策学部2名、外国語学部2名、職員6名、大学院生・学部生8名、計49名)。

講師として吉田絵理子氏(医師)と浅沼智也氏(看護師)をお招きし、①LGBTについての一般的な知識、②健康格差(医療機関での偏見・差別)、③医学教育の現状、④トランスジェンダーについて、⑤LGBTの人びとが医療機関でどんなことに困っているか、⑥医師・医療機関にできる配慮について講演していただきました。

参加者からは、「今まで気がつかなかった内容が多く勉強になりました」「初めて聴くお話が多々ありましたが、非常に分かりやすくご説明くださってありがとうとございました。意識改革が必要だと思いました」「もっと正しい知識を得てアライになりたいと思いました」「自分はまったく何も知識が無かったことに気づきました」等と多くの感想と感謝が述べられました。

今後の課題として参加者からは、「病院としての対応を考える機会となりました。医学教育と同時に少しずつ病院でも考えてゆかなければならないと考えます」「概論的な研修でしたので各論的な研修も必要である」「同じ内容をもう数回必要です。全教員必須とすべきかと思います」「全学生に行ったほうがよい」「病院でのFDでも同様のセミナーを開催する必要がある」等と多様性への理解の継続と拡大の必要性が多くあげられていました。

杏林大学医学部では、2019年度のカリキュラムからLGBTに関する授業の導入を決定しました。また、引き続き多様性への理解と見識を深めるセミナー等を開催して参ります。

男女共同参画推進室では書籍の貸出を行っています

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