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医学部FD・SD『トランスジェンダーと医療の現在と未来』を開催しました

 2021年3月11日(木)18:00-19:30に、医学部FD・SD研修 多様性について学ぶ 第4弾!『トランスジェンダーと医療の現在と未来』をオンライン(Zoom)にて開催しました。セミナー当日は、全学部から約120名(医学部・医師・医療関係者:53名、保健学部:25名、外国語学部:8名、総合政策学部:8名、職員:13名、学生その他:8名)の参加がありました。

第1報告者として早稲田大学GSセンターの渡邉歩氏から「トランスジェンダーの現在」として、日常の医療アクセスにおける現状と課題、GID治療関する医療アクセスにおける現状と課題、医療に求めることについて報告頂きました。

第2報告者として本学医学部形成外科医の白石知大氏から「医療におけるトランスジェンダーの現在」として、トランスジェンダーに関する外科的医療の歴史、現状、また本学付属病院の取り組みについて報告頂きました。

コメンテーターの川崎協同病院総合診療科医師の吉田絵理子氏からは、渡邉先生と白石先生の報告に対しての補足情報とそれぞれの先生への質問が行われました。

また、質疑応答では医療的な質問に加え、法律の観点からの質問など多面的な質問が出され活発な質疑応答が行われました。

参加者からは、「これまで知らなかった知識もえられ学ぶことの多い時間でした。」「多角的なお話を伺うことが出来て、とても勉強になった。」「トランスジェンダーの学生が入ってきた時の対処などもう少し深掘りで聞きたかった。」といった感想が出され、また多くの方から有意義なセミナーであり、継続的に取り上げて欲しいとの要望が述べられました。

杏林大学医学部では、2019年度のカリキュラムからLGBTに関する授業を実施しています。また、引き続き多様性への理解と見識を深めるセミナー等を開催して参ります。