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2020年度 教育実習報告

教育実習Ⅰ(事前指導)の授業で、本年度教育実習を行った4年生4人に実習報告をしてもらいました。本年度の実習は新型コロナウイルスのせいで実習期間が秋学期にずれるなど予想外のことがたくさんありましたが、そうした状況をものともせずに充実した実習を行ってきたことを報告内容からうかがい知ることができました。報告者を代表して英語学科の米野さんに報告の概要を示してもらいます。


教員になりたいという気持ちをあらためて強くした教育実習

外国語学部英語学科 米野 早稀

 私は、9月に母校で教育実習を行いました。私の実習先は、各学年4クラスという中規模な中学校です。私が担当したのは1年生で、内容はbe動詞の”is”の導入や”is”の疑問文の作り方、”what’s this ?” の導入でした。教育実習全体としては、1日に3~4時間、授業を見学したり、講話を拝聴したり、授業実習したりといった形で3週間を過ごしました。実習1週目は、指導教諭の授業や他学年の英語の授業、あるいは担当クラスの英語以外の授業を見学しました。2週目は、授業見学と並行して授業実習を行いました。最終週は、授業実習と研究授業を行ったり、他の実習生の研究授業を見学したりしました。
 授業の進め方としては、タブレットに入っている電子教科書を使用して教室内のテレビに映し出し、新出語句学習、本文やTaskの再生、生徒が書いた文の紹介をしました。ペア活動では、新出語句学習、本文音読練習を、グループ活動では好きな有名人紹介と、学習形態を使い分けました。
 研究授業では、be動詞(現在)がすべて出そろった単元であったので、単元のまとめとして「好きな有名人を4文以上で紹介しよう」という目標を掲げ、ALTと役割分担をしながら授業を行いました。
 教育実習で上手くいった点は、担当範囲の教材研究を実習開始前にある程度してあったので、実習期間に入ってもあせることなく集中して取り組めたことです。また、昼休みに多くの生徒と交流できたので安心して授業をすることができました。
 反省点は、新しい指導案での最初のクラスの授業が上手くできなかったことです。初めて行うことから、時間配分や生徒の反応に不安がありました。
 今回の実習はコロナ禍のなかだったので、従来の指導に加えて、手洗い・消毒の徹底や健康チェックカード、マスクの着用についての指導もしました。
 教育実習を通して生徒と関わることで、あらためて教員になりたいという気持ちが強まりました。教育実習で得たことを今後に生かしていきたいと思います。

英語科教育実習を実施した学生報告

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保健科教育実習を実施した学生報告

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