言語スキル向上科目 | 基盤教育科目 | 専門科目 |
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英語Ⅰ~Ⅳ | 大学入門 | コミュニケーションと人間 |
英語文法Ⅰ・Ⅱ | アカデミック・ライティング | 英語の世界 |
実用英語演習 | テーマで学ぶ現代社会 | |
目的別英語演習 | データリテラシー | 教職科目 |
フランス語Ⅰ・Ⅱ | データサイエンス | 教育総論 |
情報処理 | 教育心理学 | |
教育原理 | ||
教育社会学 |
※科目名・科目内容は入学年度によって変更となる場合があります。
私は高校卒業後、アテネ・フランセという語学専門学校に進学しました。しかし、英語の教員をしている母を見るうちに、その姿に憧れを抱くようになり、人生の路線を変更。専門学校に通いながら受験勉強をして、教職課程のある大学に進学しようと決意しました。志望校を杏林大学に決めたのは、英語そのものを学べる外国語学部があったからです。他の大学と比べ、英語関連の授業が充実していることが何よりも魅力的でした。また、杏林大学医学部付属病院の前身となる病院に、高祖母がお世話になっていたこと、コロナに関するニュースで医学部の教授を見かける機会が増えていたことから、杏林大学に良い印象を抱いていたことも、理由の一つです。
英文法や語彙力などの「基礎知識」と、英語に対する理解を深めるための「文化的な知識」の両方を身につけられるように、バランスよく履修科目を選択しています。例えば今学期は、オールイングリッシュで行われるクラスで基礎力を磨く一方で、英語と歴史的に関係が深いフランス語のクラスで、英単語の裏側に隠された意味を学んでいます。
また、大学ならではの“自由な学び”も存分に楽しんでいます。私は教職課程を履修しているので必修科目が多く、時間に制限がありますが、「もっと学んでみたい!」と強く心を動かされた授業があれば、自発的に履修しています。
高木眞佐子先生の「英語文学」です。「なんでこの文法はこうなってるの?」「なんでスペルを覚えるのが大変なんだろう?」という長年の疑問が解消された、実りの多い授業でした。情報量が多く、正直なところ最初はついていくのが大変でしたが、どんな辞書を使うべきか、どんな資料本を読むべきかを先生が優しく教えてくださり、今では大変さをはるかに上回る充実感を感じています。
また北村一真先生の「英語文法」も、毎週楽しみにしている講義の一つです。先生の解説がとても丁寧で、文章を正確にとらえる力が鍛えられ、長年抱いてきた文法への苦手意識が払拭されました。構造的に文章を理解することができるようになった結果、英語力が飛躍的にアップ!資格試験では過去最高得点を記録することができました。
在学中に、英検1級を取得したいと思っています。1級には小論文があり、自分の思考を論理的に述べなければなりません。英語学科では、先生に依頼をすればいつでも英作文を添削してもらえるので、試験前には先生の力を借りて文章力を磨く予定です。
また杏林大学の図書館にある英検関連の対策本も、積極的に活用したいと考えています。図書館はクラシカルな外観ですが、一歩中に入ると近代的で明るく、学生なら誰でも気軽に利用できます。貸出用のノートパソコンや、軽食がとれるリフレッシュルーム、雑誌コーナー、個人ブースなどもあるため、日々多くの学生が利用しているようです。今後は私も今まで以上に図書館に通い、合格率が10%前後と言われている英検1級の試験に向けて一層勉強に励みたいと思っています。
私はかつて英語が苦手でした。中学一年生、最後の期末テストの点数は50点。このままではまずいと塾に通い、文法を丁寧に教わってなんとか点数を伸ばし、80点まで上げることができました。英検の準一級も一発合格できず、問題集を繰り返し解いて合格しました。受験勉強は苦しいものだと思いますが、目標に向かって頑張った経験は、必ず自信につながります。特に受験英語は、何一つ無駄になりません。将来英語に関する仕事に就きたいと考えている人は、受験に本気で取り組むと、後々それ以上のものが返ってくると思います。うまくいかなかったときこそ、チャンスです。苦手な科目があったとしても、「もう一回」「次こそは」と諦めずに頑張ってください!