公開講演会・公開講座
国際政治の歴史と展望
※講演概要はこちらから
杏林大学総合政策学部 講師
島村 直幸
(アメリカ政治外交、国際関係論)
日 時:平成24年9月29日(土) 13:30−15:00
会 場:八王子学園都市センター・イベントホール
(JR八王子駅北口 八王子スクエアビル12階)【定員 216名】
○講演概要
21世紀はじめの国際政治は、「冷戦後」と呼ばれて20年以上がすでに経ち、「9.11」同時多発テロ攻撃からも10年以上が経った。2011年には「アラブの春」と「3.11」東日本大震災があり、またBRICs諸国など新興国が高度な経済成長で台頭する一方で、ギリシャの財政危機でEUが岐路に立つなど、国際秩序は大きく変動しつつある。アメリカのオバマ政権は、イラクとアフガニスタンからの撤退方針を掲げる一方で、急速に台頭する中国の脅威を念頭に置き、「アジア・シフト」を打ち出した。
2012年は、アメリカ大統領選挙をはじめとして、主要国で大統領選挙が実施される国際的に選挙の年である。中国でも共産党の指導層が世代交代する。選挙の年は、外交政策がほとんど動かないが、指導者の交代により、2013年以降の国際政治にいかなる変化がもたらされるのか―。近代以降の国際政治の歴史を大きく振り返り、構造的な仕組みを踏まえた上で、現状を分析する。
○講師略歴
獨協大学外国語学部英語学科(国際関係)卒業。一橋大学大学院法学研究科(国際関係)博士前期課程修了、同博士後期課程満期退学。関東学院大学、中央大学、フェリス女学院大学、青山学院大学、一橋大学大学院、聖学院大学、聖心女子大学などで教鞭をとる。 2011年4月1日より 杏林大学総合政策学部専任講師、アメリカ政治外交論、国際関係論演習、学際演習、基礎演習などを教える
○所属学会
日本国際政治学会
>>総合政策学部教員紹介ページ
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問い合わせ 杏林大学 広報・企画調査室