公開講演会・公開講座
くすりとピロリ菌と胃潰瘍

杏林大学医学部 教授
高橋 信一
(専門:消化器病学、胃・十二指腸潰瘍、胃癌の発生病理)
(専門(大学院):内科系専攻 内科学分野(消化器内科学))
日 時:平成26年12月13日(土)13:30−15:00
開 場:13:00
会 場:三鷹キャンパス大学院講堂
定 員: 243名
○講演概要
胃潰瘍や十二指腸潰瘍ってご存知ですね。みぞおちの痛みや胸やけ、胃もたれが生ずる病気です。昔はピロリ菌感染がその主な原因でしたが、最近お薬が原因であることが多くなってきました。特に多いのが、鎮痛薬や抗血栓薬です。鎮痛薬は、腰や膝の痛み止めによく使われます。しかし、潰瘍による痛みも抑えてしまう困りものです。また、狭心症や脳梗塞などの再発予防として、あの血がさらさらになる薬、抗血栓薬もよく使われてきています。しかし、潰瘍から出血した場合、血が止まりにくく、この薬も厄介者です。
今回はピロリ菌やお薬による潰瘍の実態とその予防法についてお話しさせて頂きます。
○講師略歴
【職歴】
1980年 杏林大学医学部第三内科学教室助手
1989年 杏林大学医学部第三内科学教室講師
1992年 杏林大学医学部第三内科学教室助教授
1993−95年 米国ハーバード大学に留学
1999年− 杏林大学医学部第三内科学教室教授
【学歴】
1976年 杏林大学医学部 卒業
>>医学部教員紹介ページ
入場無料・申し込み不要
直接会場へお越しください
問い合わせ 杏林大学 広報・企画調査室 tel.0422-44-0611