東京・渋谷区の職員として社会人をスタートさせた清水さん。高校3年生の時は自分が何をやりたいのか分からず、進学先を決めかねていました。そんな時、高校の先生から勧められたのが杏林大学の総合政策学部でした。さまざまな学問分野を広く学び、そのうえで自分の気に入ったコースを選べるところが自分にあうと感じました。
在学中の清水さんは、市民生活に直結する広範な仕事を経験できると思い、地方公務員に興味を持ちました。2年生の時から公務員試験の勉強を始め、予備校にも通って対策を進めた結果、見事試験に合格。希望した渋谷区役所への就職が決まりました。
総務課に所属する清水さんは、最新設備を備えた庁舎を視察に来る人々の対応をしたり、オフィスのレイアウトを調整したりしています。どちらかというと裏方の仕事ですが、上層部との打ち合わせも多く、大きなやりがいを感じています。
「高校生の段階で進路が決まらない人でも、大学での学びや経験を通じて自分の興味や適性を見いだすことができます。いろいろな学問に触れながら進むべき道を絞ることができる杏林大学総合政策学部はそういう人に向いていると私は思います」
※記事および各人の所属等は取材当時のものです
総合政策学部 半田英俊ゼミナール 4年
花村 南帆(はなむら なほ)さん
大河原 崇樹(おおかわら たかき)さん
今井 大知(いまい だいち)さん
(2024年6月取材)