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【トピックス】 保健学部カナダ研修

保健学部 基礎・在宅看護学教室 教授 飯田加奈恵

9月2日から17日まで、カナダ、バンクーバーでの第3回目となる保健学部カナダ研修が開催され、臨床検査技術学科、看護学科、救急救命学科から、計12名の学生が参加しました。研修の受け入れ先である Langara Collegeは市の中心部からバスで40分ほどの閑静な住宅地にあり、学生たちはホストファミリーの家から毎日バスを利用しての通学です。  

研修は、午前中は、健康関連の資料を用いた会話中心の授業を、午後はバンクーバーの保健・医療施設の見学を行うといった、本学学生のために組まれた特別プログラムに則って進められ、今回の見学は、日系カナダ人のための高齢者施設であるNIKKEI HOME、リハビリテーション施設のGF Strong Centre、日本の保健所的機能をあわせもつ大規模検査センターのBC Centre of Disease Control、医療者の医療技術・手技向上を目的とした教育施設であるCentre of Excellence for Surgical Education and Innovationの4施設とLangara College看護学科の授業参観が企画されました。いずれも学生たちの知的好奇心と専門科目への動機付けを培うためには十二分の見学体験であったことを申し添えておきたいと思います。

研修最終日には、ホストファミリーを招いての修了式が行われました。2週間の学習成果を発表した後、Langara College国際教育部門の部長から学生一人一人に記念品と修了証書が手渡されました。
学生たちのバンクーバーでの2週間は、週日は事前に出されるホームワークを精力的にこなして授業に臨み、オフタイムはホストファミリーとゴルフやピクニックに出かけるという、非常にメリハリのある英語漬けの毎日で、程度の差こそあれ、全員が見違えるほどの英語力を身につけることができたようです。
去りがたい思いを、“また来ます”という言葉に置き換えて、9月17日全員が無事、帰国の途につきました。

臨床検査技術学科 1年                嶋田 隆宏__
大学に入ったら海外研修に行くのが夢だった私は、カナダ研修の掲示を見てすぐに応募をしました。最初の難関であるコミュニケーションにも、だんだんと慣れてきて、研修は、自分の能力を引き出す力を与えてくれた先生やホストファミリーの方々に支えられて、英語の苦手な私でも毎日が楽しく感じられるほど素晴らしいものでした。私はこの研修でこれからの人生に必要な知恵と勇気をもらった気がします。このプログラムを支えてくれた沢山の方々に感謝します。

救急救命学科 1年                   鈴木 啓太__
私がこの海外研修を希望した理由は小学校の頃から、両親に「海外に言って勉強することは良い経験になるよ」と勧められていたからです。この研修で得たものは、英語の上達や医学的知識はもちろんですが、最も印象に残っている、人の優しさです。道を聞けば、必ず答えてくれるし、不安そうにしていれば目的地まで案内してくれる、そんな優しさです。カナダで出会った人たちの優しい心を、救急救命学科に学ぶ自分も大切にしていきたいと思いました。

看護学科  2年                     尾形 愛美__
私は当初この研修に参加する事がとても不安でした。ろくに英語を話すことができない私が2週間も外国の家庭で生活できるのか自信が全くありませんでした。でも、ホストファミリーに対面したときにそんな不安はすぐに消え去りました。皆さんとても親切で優しく、ジェスチャーを交えて無理なく楽しく会話をする事もできました。
この研修は英語だけでなく、カナダの様々な医療施設の見学や、休日のビクトリア市の観光ツアーなども組み込まれていて、毎日、本当に充実した日々を送る事ができました。