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【トピックス】 日中同時通訳演習のための模擬シンポジウム開催

外国語学部教授 塚本慶一


八王子キャンパスE-201教室にて10月28日(日)に日中同時通訳演習のため模擬シンポジウムを開催いたしました。

 同時通訳関連の施設が設置されたこと、ならびに、大学院国際協力研究科の日中通訳・同時通訳の関連講座のここ半年の学習成果を、模擬通訳の形式で披露する目的で実施したものです。日本初の日中通訳翻訳研究分野の大学院課程の開設ということで、NHKより取材の申し出があり、それに応える意味もありました。

 当日は、大学院生計9名(うち3名は科目等履修生の社会人)が、当面の日中協力分野においても最もホットな話題である経済交流や環境保護の問題を中心に、各自がゲストスピーカーの役割や、日中の同時通訳を分担し、1時間半にわたって、実際にシンポジウムを再現しました。

 松田博青理事長をはじめとする本学関係者のほかに、本講座に関心を寄せる卒業生、大学院生、高度日本語研修プログラムを受講している中国からの委託生、そして現役の通訳者・翻訳者、さらに出版関係者など、合計50名ほどが出席して、終始熱心に聞き入っていました。
 
 終了後に行われた、交流会では、現役の通訳者・翻訳者を囲んで貴重なアドバイスを受けながら、院生一同は今後さらに研鑽を積んでいきたいとの思いを新たにしていました。

 シンポジウムから交流会にいたるまで、NHKによる取材が行なわれ、通訳を担当した院生ばかりでなく、来年4月に大学院に入学予定の学生も取材を受けました。学生たちは、それぞれの学習成果や今後の目標について熱く語っていました。

 院生をはじめ多くの出席者が遅くまで語り合い、有意義な交流の場で大きな成果を得たことを喜びながら会場をあとにしました。

(NHKでは11月19日(月)23時からの教育TV「中国語講座」で当日の様子を放映する予定です。)





参加した国際協力研究科 国際文化交流専攻 科目等履修生
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