【トピックス】 3学部杏会定期総会を開催しました
保健学部、総合政策学部、外国語学部の在学生の保護者を対象とした杏会定期総会を6月12日(土)午後1時より、八王子キャンパスで開催しました。総会では保護者の方を対象にした恒例の講演会も実施しました。当日は入梅前の真夏を思わせるような暑い日になりましたが、300名余りのご父母がキャンパスを訪れました。
催しは、外国語学部E棟の教室で午後1時から始まりました。はじめに跡見裕学長が挨拶として「いま大学には学生に早く専門性を身につけて、早く一人前の選手として戦うことができるようにすることが求められています。しかし、どのようなことにも基礎というものは大事です。私たちは総合大学の利点を活かした教育を提供したいと考えており、学生たちには杏林大学で全ての基本となる形を学び、社会に巣立ってほしいと願っています」と述べました。(跡見学長挨拶全文はこちら)
続いて総合政策学部の斉藤崇准教授が「ごみとリサイクル 循環型社会に向けての消費者の責任と役割」と題して講演を行いました。ごみの減量化への取り組みは、環境問題への貢献以外にも、個人のライフスタイルの見直しや家計消費や健康などにとってもプラスの効果になる可能性がある、など消費生活という身近な話題にポイントをおいて分かりやすく解説しました。
次に学生支援センター長の外国語学部黒田有子教授がクラブ等課外活動の活動報告、各種奨学金受給者の状況、保健センターや学生相談室の利用者数、キャリアサポートセンターで実施している各種資格講座の受講者数など、昨年度の実績を具体的な数字を提示しながら紹介しました。また、5月29日(土)に実施したスポーツフェスティバルでの学生たちの活気あふれる姿をスクリーンで報告したほか、説明会会場の入り口でもキャンパスの四季と行事を写真パネルで展示するなど、出席されたご父母に学生生活をより身近に感じていただけるような工夫もしていました。
その後、キャリアサポートセンター長の総合政策学部豊島典雄教授が就職環境の現状を報告しました。昨年度は厳しい就職状況であったため、就職先が未決定の学生に対して個別フォローや企業説明会を追加開催したこと、更に状況が悪化している今年度は例年以上の支援プログラムの提供や前倒しの支援、初年次から参加できるプログラムを用意しているので、積極的に活用して計画的に準備してほしいと話しました。また、齋藤キャリアサポートセンター室長からは厚生労働省発表の大学生の内定率が91.8%であったこと、外国語学部の就職率が低いのは女子の就職環境が一般職、事務職の求人減少により厳しく、その影響を受けたこととの説明がありました。
休憩を挟んで学部ごとの会場で杏会総会が実施されました。各総会では、平成21年度の事業報告・決算報告・監査報告、役員改選と新会長・副会長選任、平成22年度の事業計画・予算審議などが原案どおり承認されました。
午後4時からは会場をガーデン丘(学生食堂)に移して合同懇親会が開催されました。和やかな歓談の中に、チアーリーディング部の演技や吹奏楽部のアンサンブルコンサートが披露され懇親会に花を添え、一層の盛り上がりとなりました。
その他にも写真部、書道部の学生たちの作品が展示され、ご父母が熱心に鑑賞していました。