奨学金寄付の卒業生・佐川曜子医師に松田理事長から感謝状

　昨年7月10日、本学医学部12期卒業生の佐川曜子医師（さがわ皮膚科院長・茨城県那珂市）から、皮膚科学分野の研究のためにと奨学金が寄せられました。

　佐川医師の母校への多大な功績に対し、学園として感謝状を贈ることになり、5月14日（水）午後、本部棟7階の理事長室で贈呈式が行われました。

　松田博青理事長は、ひさびさに本学を訪れた佐川医師を歓迎し、「母校のために力になってくれてありがとうございます」と感謝の意を伝えました。

　式の後は、医学部皮膚科学の塩原哲夫教授を交え、佐川医師、松田理事長との間で懇談が行われ、和やかな雰囲気の中、しばし昔話に花を咲かせていました。

　佐川医師は、「今までの自分の積み重ねを何かの形で貢献したいと思い、塩原教授の薦めもあり、母校である杏林大学に寄付することにしました」と話しています。

　本学ではこの寄付金の半額を医学部皮膚科学教室の研究費に、残り半額を「佐川曜子奨学金」として皮膚科学の研究に携わる大学院生に、数年間にわたり給付することとしています。