今年度初の総合政策学部「就活トライアル」行われる

　総合政策学部の３年生全員が就職活動に備えて就職選考を模擬体験する今年度１回目の「就活トライアル」が６月１８日の土曜日に井の頭キャンパスで行われました。
　この「就活トライアル」は平成２４年度から続く本学独自の取り組みで、リクルートスーツに身を包んだ学生たちが午前、午後の２つのグループに分かれて、それぞれグループディスカッションと集団面接に臨みました。
　このうちグループディスカッションでは７～８人がひと組になり、あるグループはその場で「スマホ（スマートフォン）のマナーを改善するには？」というテーマが与えられました。まず自分たちで議長、書記、タイムキーパー役を決めた上で、スマホのマナーの何が問題か、そしてそれを改善するにはどんな対策が考えられるかについて２５分間にわたって意見を交わし、最後に意見をまとめて代表者が発表しました。これに対して実際に企業で面接官役を務めている専門家が学生ひとりひとりの良かった点と改善すべき点をアドバイスしました。
　一方、集団面接は２～３人がひと組となり、こちらはいわゆる面接官役として招いた企業の採用担当者から「どんな分野を専攻しているのか」とか「学生時代に取り組んだことでアピールできることは何か」といった質問を受け、答えに対して再び掘り下げた質問が出されるという形でやりとりがあり、終わった後はその場で話し方や話す姿勢について指摘を受けていました。
　参加した学生は「緊張して上手く話せなかった」、「グループディスカッションでは、出された意見をまとめようと意識することができた」と話していました。

　学生たちはこの日受けた指摘や撮影されたビデオをもとに改善すべき点を改善し、１１月に予定されている２回目の「就活トライアル」に臨むことになっています。

キャリアサポートセンター
2022年6月21日