印刷工房で組み版体験

英語学科3年生の科目、英文学特論Ⅰでは、文字媒体の歴史を概観する授業を行っています。6月10日（土）には、希望者が凸版印刷博物館で組み版の体験をしました。

ADANA社の卓上式小型活版印刷機、活字箱とネッキを前にして、6枚のコースターを印刷する実習を30分ほどで行いました。慣れない作業でしたが1行だけなので、楽しく完成品ができました。参加者は、小型でも印刷機を動かすにはかなりの力が必要なことに驚いていました。

博物館では充実した展示の他にも、16世紀にモレトゥス・プランタン博物館で使われていた手引き印刷機のレプリカを使った実演が行われていました。授業で扱った内容でもあり、良い刺激になったようです。

持ち帰ったコースターは良い記念になりました。印刷博物館と工房の方々に、心から感謝申し上げます。

引率教員：　高木眞佐子