杏林大学関係出版情報(2007年)
雑誌論文は特別なものだけに限らせていただいております。
不安とうつの脳と心のメカニズム ―感情と認知のニューロサイエンス―
著 | Dan J.Stein | |
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訳 | 田島 治 杏林大学保健学部健康福祉学科教授 |
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内容 | 不安とうつの両方に効く便利な薬、副作用が少なく安全な抗うつ薬として登場したSSRIですが、最近では未成年やヤングアダルトのうつ病を中心に自殺念慮や自傷行為、自殺企図など自殺のリスクを高める薬として不信や不安が広がっています。私は、わが国で最も早くこうしたリスクを懸念して警告を発し続けてきましたが、その一方でSSRIの効果や有用性を認識し、そのリスクとベネフィットを考慮した適正使用を唱え続けています。 そのためには脳内のセロトニン神経系の機能と、脳における気分や感情、認知の調節メカニズムを理解し、正常な情動の調節機構の破綻とそれに対するSSRIの作用という視点で考える必要があります。喜怒哀楽、不安やうつは人間に特有と思われがちですが、動物の進化の過程では生存に必要な警報という形でさまざまな情動反応が認められます。従って人間のうつ病や不安障害の理解にもこうした進化論的な見方が必要と思われます。この本はこうした感情と認知の神経科学的な基盤を進化論的な視点も加えて、カラフルな図とともに簡潔に解説した絶好の入門書です。 |
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出版 | 株式会社 星和書店 | |
定価 | 2800円+税 | |
発行 | 2007年12月22日 | |
頁数 | 165ページ |
腹部超音波A side 〜基礎と臨床のキーポイント37〜
著者 | 森 秀明 杏林大学医学部第3内科准教授 ほか | |
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内容 | 本書は基礎編で超音波の基礎から診断装置の調節法、画像診断上おさえておく必要があるアーチファクトなどの臨床につながる基本をわかりやすく解説し、臨床編では臓器別の基本走査、病態や超音波所見からみた読影のポイント、超音波で必要なサインなどを解説しています。超音波を一から学べ、知識の整理にも役立つだけでなく、超音波専門医や検査士などの認定試験にも活用できる内容になっています。 | |
出版 | メジカルビュー社 | |
定価 | 8000円+税 | |
発行 | 2007年11月20日 | |
頁数 | 448ページ |
文学と言葉とともに −国松昭先生退職記念論文集−
編者 | 国松昭先生退職記念論文集編集委員会 | |
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内容 | 国松昭元杏林大学大学院教授の退職を記念して編纂された論文集。国松先生に縁のある7人の方が先生との思い出や感謝を綴ったエッセイと先生のもとで学んだ当時の院生の中の13人による論文(文学関係)と論文(ことば関係)を収めています。 執筆者一覧 (エッセイ)阪田雪子 元東京外国語大学教授、元杏林大学大学院国際協力研究科・外国語学部教授、伊藤芳照 元杏林大学大学院国際協力研究科・外国語学部教授、椎名和男 元杏林大学大学院国際協力研究科・外国語学部教授、藤井 明 元杏林大学大学院国際協力研究科・外国語学部教授、金田一秀穂 杏林大学大学院国際協力研究科・外国語学部教授、齋藤伸子 桜美林大学人文学系准教授、森 富子 杏林大学大学院国際協力研究科博士課程満期退学 (論文 文学関係)銭 暁波 東華大学外語学院講師、角谷 淳 尚美学園大学総合政策学部専任講師、水野惠子 流通経済大学流通情報学部教授、張 厚泉 東華大学外語学院・日本近現代研究センター副教授、オウズ・バイカラ ボスポラス大学芸術科学学部通訳翻訳学科准教授、左 咏梅 杏林大学大学院国際協力研究科博士後期課程、矢崎祥子 和洋女子大学人文学部非常勤講師 (論文・ことば)馬場良二 熊本県立大学文学部教授、ケ 美華 台湾南台科技大学 副教授、平澤佳代 杏林大学大学院国際協力研究科博士後期課程、朝陽科技大学応用外語系(台湾)専任講師、小暮実乃里 杏林大学大学院国際協力研究科博士後期課程、崔 亜蕾 天津外国語学院日語学院翻訳系非常勤講師、廣田慎悟 ウスリースク国立教育大学(ロシア)日本語上級講師 |
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出版 | 凡人社 | |
定価 | 6000円+税 | |
発行 | 2007年3月31日 | |
頁数 | 209ページ |
国際経済関係論 −対外経済政策の方向性を探る−
編著・ 執筆 |
馬田 啓一 杏林大学総合政策学部教授 ほか | |
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執筆 | 西 孝 杏林大学総合政策学部教授 ほか | |
内容 | 世界経済のグローバル化によって各国経済の相互依存が深まりつつある一方で、従来の国際協調の枠組みにさまざまなほころびみも見られ、各国間の利害対立が激しくなってきている。各国はいかにすれば優れた国際経済関係を享受していくことができるのか。 |
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出版 | 文眞堂 | |
定価 | 2940円+税 | |
発行 | 2007年9月10日 | |
頁数 | 321ページ |
オーストラリア入門 第2版
執筆 | 橋本雄太郎 杏林大学総合政策学部教授 ほか | |
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内容 | 「オーストラリア入門」(東大出版会)を全面的にリニューアルして、第2版という形で、出版。執筆者は、現在のオーストラリア学会理事のメンバーで本書では、法律に関する章を執筆。オーストラリアを研究する上で最小限必要なオーストラリア法制度の特色と現在もっとも注目されている問題(判例および立法動向)について簡明に論じている。 |
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出版 | 東京大学出版会 | |
定価 | 3400円+税 | |
発行 | 2007年9月中旬 | |
頁数 | 384ページ |
本当の生き方が見えてくる86の言葉
心にひびく『論語』
監修 | 中村 信幸 杏林大学外国語学部教授 | |
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書 | 武田 双雲 | |
内容 | 『論語』と聞くと古くさく、かた苦しい本と初めから決めてかかる人もいます。この本はそういう人、とくに若い世代の方々に読んでほしいという願いから、読みやすく明快な訳文と日常に即した解説が加えてあります。その中からよりよく生きるためのヒントを探してください。 |
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出版 | 株式会社永岡書店 | |
定価 | 486円+税 | |
発行 | 2007年9月 | |
頁数 | 224ページ |
初代大使が見たカザフスタン
著者 | 松井 啓 杏林大学総合政策学部客員教授 | |
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内容 | ソ連から独立間もないカザフスタンに筆者が初代日本国大使として駐在した1993年から1996年までの、大使館事務所と公邸の立ち上げや生身 の外交官としての生活の苦労話、セミパラチンスク核実験場やバイコヌール宇宙基地など各地への視察、ナザルバーエフ大統領の初訪日、カザフスタンの歴史や 政治や経済事情、日本との関係をとりまとめた部分(第1章から第4章)と2006年9月に再訪した記録をまとめた部分(第5章)から成り、10年の間にカ ザフスタン(大鷲に例えられている)は中央アジアの重要な国(日本にとっては資源大国)に成長して世界に向かって飛び立ったと結んでいる。 |
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出版 | めるくまーる(http://www.merkmal.biz) (tel:03-3981-5515/fax:03-3981-6816) |
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定価 | 1800円+税 | |
発行 | 2007年6月 | |
頁数 | 224ページ |
疫学の理論と実践
編著 | 高島 豊 杏林大学医学部衛生学公衆衛生学教授 | |
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著 | 照屋 浩司 杏林大学保健学部教授 小風 暁 昭和大学医学部公衆衛生学講座教授 |
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内容 | 疫学的手法を用いた調査研究は、公衆衛生学分野のみならず臨床各科におけるいわゆる臨床研究でも日常茶飯に取り組みがなされるものであり、すべての医師にとって、疫学に関する正しい知識の習得は必須事項ともいえるものである。 |
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出版 | 杏林書院 | |
定価 | 1,500円+税 | |
発行 | 平成19年4月20日 | |
頁数 | 121ページ |
ブラック微生物学(第2版)
監訳 | 神谷 茂 杏林大学医学部感染症学教授 ほか | |
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内容 | 米国で医学部、薬学部、保健学部、看護学部などの学生が微生物学コースを履修する際に最も使用されている教科書「ブラック微生物学」の邦訳第2版である(原書は第6版)。 |
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出版 | 丸善株式会社 | |
定価 | 7900円+税 | |
発行 | 平成19年1月31日 | |
頁数 | 911ページ |
続 剣と愛と 中世ロマニアの文学
執筆者 | 高木 眞佐子 杏林大学外国語学部助教授 ほか | |
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内容 | 本書は、「剣」を主要なテーマとした論文集である。対象となったジャンルは叙情詩、叙事詩、物語、説話、演劇、美術から神話論までにまたがり、「剣」へのアプローチは執筆者の専門領域と関心にあわせて多岐に渡っている。 |
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出版 | 中央大学出版部 | |
定価 | 5,300円+税 | |
発行 | 2006年11月10日 | |
頁数 | 463ページ |
病院前救護をめぐる法律問題
著者 | 橋本 雄太郎 杏林大学総合政策学部教授 | |
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内容 | これまで病院前救護をめぐる法律問題に関心が示されず、これらに関する論稿がほとんどありませんでした。しかし、救急業務の高度化、MC体制の構築、増え続ける救急需要対策、国民の権利意識の高揚等、救急業務を大きく転換せざるを得ない状況が生じてきました。 |
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出版 | 東京法令出版 | |
定価 | 1,470円 | |
発行 | 2006年11月20日 | |
頁数 | 228ページ |
ナショナルチームドクター・トレーナーが書いた種目別スポーツ障害の診療
著者 | 林 光俊 杏林大学医学部非常勤講師 山口 博 山口整形外科診療院長(杏林大学医学部卒業生) ほか |
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内容 | バレーボールナショナルチームのドクターを約20年担当してきました。そして怪我したスポーツ選手が、医療とスポーツ現場の狭間に置かれ、困惑している姿を眼にし続けてきました。その原因のひとつは、ドクターが担当する医療現場と、スポーツ現場では物の考え方が違い、治療方針にギャップがあります。 |
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出版 | 南江堂 | |
定価 | 6,700円+税 | |
発行 | 2007年1月30日 | |
頁数 | 512ページ |