公開講演会・公開講座
がんと遺伝子 〜乳がんからひも解く病気と治療〜

杏林大学医学部外科学教室教授(乳腺外科)
井本 滋
(専門:乳腺外科全般、外科腫瘍学)
日 時:平成27年12月19日(土)13:30−15:00
開 場:13:00
会 場:三鷹キャンパス大学院講堂(第2病棟4階)
定 員: 243名
○講演概要
がんの治療を決定する上で、最も重要なのはがんの性質です。がんの病理学的診断に加えて、がんに関連する遺伝子の異常や発現を調べることが日常診療で行われています。乳がんでは、最初の治療法を決めるためにER(イーアール)、PR(ピーアール)、HER2(ハーツー)、Ki(キー)67の発現を調べます。
また、乳がん、卵巣がんの多い家系では、遺伝性腫瘍外来でカウンセリングを受けていただいた上で、BRCA(ブラカ)1、2の遺伝子変異を調べます。乳がんを例に、がんにおける遺伝子の役割と治療への応用について解説します。
○講師略歴
【職歴】
1985年 慶應義塾大学大学病院外科
1986年 日本鋼管病院外科
1987年 国立大蔵病院外科
1988年 慶應義塾大学病院外科
1991年 足利赤十字病院外科
1992年 医学博士取得
1992年 国立がんセンター東病院乳腺科
2001年 国立がんセンター東病院乳腺科医長
2007年 杏林大学外科学教授(乳腺外科)
【学歴】
1985年 慶應義塾大学医学部卒
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入場無料・申し込み不要
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問い合わせ 杏林大学 広報・企画調査室 tel.0422-44-0611