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産官学連携でおさんぽマップを作成

総合政策学部 半田英俊ゼミナール 4年
花村 南帆(はなむら なほ)さん
大河原 崇樹(おおかわら たかき)さん
今井 大知(いまい だいち)さん
(2024年6月取材)

はちあるき:八王子おさんぽマップ

健康寿命の延伸を目的におさんぽマップを作成

 八王子市では健康寿命を伸ばす取り組みの一環として、楽しく歩けるウォーキングコースを紹介した「はちあるき:八王子おさんぽマップ」という小冊子を配布しています。これを作成したのは総合政策学部の半田英俊ゼミです。

発表の様子

学生の視点で市長に提案

 そもそもの始まりはコンソーシアム八王子での学生発表会でした。八王子市が抱えている問題について学生の視点で解決策を考え、市長に直接提案できる機会です。半田ゼミは健康寿命を延伸するためにはウォーキングが有効と考え、そのきっかけづくりにできるようにウォーキングマップの作成を提案しました。これが奨励賞を受賞し、おさんぽマップを作成することになりました。

地図を見ながらコースを検討

若者をターゲットにしたコース作り

 マップ作成には総合政策学部総合政策学科の4年生、花村南帆さん、大河原崇樹さん、今井大知さんが中心的な役割を担いました。ゼミ長の花村さんは「健康寿命延伸のためには若い頃から運動の習慣をつけることが重要なので、ターゲットを若年層に絞りました。若者に手に取ってもらえるように戦略を練り、写真映えするスポットを取り入れ、おしゃれな服を着て楽しくウォーキングできるコース設定にしました」と話しています。

八王子市内

産官学連携の体験が自らの成長に

 このマップ作成プロジェクトは明治安田生命と八王子市との産官学連携で進められました。受賞を契機に八王子市からマップ作成を打診された時は「うれしい半面、ちゃんと完成させられるか、という不安もあった」と大河原さんと今井さんは振り返っています。
 何度も現地を歩き、コースを練り直しました。そのため、発表の準備期間を含めると完成まで一年以上かかりました。また、ふだん接することのない八王子市の職員や明治安田生命の社員といった社会人の方々とミーティングを重ねたことが大きな成長につながりました。
 ようやくこの5月に形になった長期的なプロジェクト。それだけに達成感も大きく、継続する力を身につける良い機会となりました。

※「はちあるき:八王子おさんぽマップ」は、C棟1階の学生支援課のカウンターに置いてありますので、興味のある方はお持ちください。

※記事および各人の所属等は取材当時のものです

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