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グローバル企業で働く先輩とその上司の方にインタビュー


このコーナーでは、グローバル企業3社で働く卒業生を訪ねて本人とその上司の方に行ったインタビューを紹介します。

2017.01.06

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小田急ホテルセンチュリーサザンタワー

新宿駅南口に建つ、眺望と交通アクセスの良さを売り物に国内外の旅行客を多数受け入れている高層ホテルです。

宿泊課フロントクラーク
力丸 結衣氏(平成27年3月外国語学部観光交流文化学科卒)

Q.今の会社になぜ入ろうと思ったのですか?

A.当ホテルは日本有数のターミナル駅である新宿に位置しており、ビジネスマンや観光客、訪日外国人など老若男女様々な人が訪れる場所にあるため、お客様がホテルに滞在する思いや目的も多種多様であるだろうと考えました。
 このような場所で働くことでお客様一人一人に合わせたおもてなしやコミュニケーションスキルを磨くことができると思いました。また、私の就職活動の軸である”人との出会いや縁を大切にする”という考え方と合っており、ここなら学生の頃から抱いていた”お客様の特別を大切にしたい”という思いが叶えられると思ったためこの会社を選びました。
 会社説明会で外国人宿泊客の割合が70%弱であることを聞き、語学力を上げるきっかけを作り、自分の力を伸ばすために挑戦したいと感じたことも理由の一つです。

Q.今はどんな仕事に就いているのですか?

A.私は現在、宿泊課のフロントクラークとして、主にホテルに滞在しているお客様のチェックインやチェックアウト、荷物のお預かりやインフォメーション業務(道案内や観光地のご案内、外部レストランや観光ツアーの予約)などを行っています。また夜勤に入った際は、一日の売り上げの集計作業なども行っています。
 当ホテルは、ベルボーイやコンシェルジュがいないため、お客様からの依頼はほとんどフロントで対応をしています。そのため常日頃からどのスタッフも情報収集を欠かさずに行っており、通常業務だけでなく広い範囲で仕事をしています。
 近年外国人宿泊客の割合が急増しているので、接客をする際はお互いにきちんとした意思疎通ができるように、お客様がどうしたいのか、何を言っているのか想像力を膨らませながら会話をしています。英語が堪能なネイティブスピーカーや逆に全く英語が通じないお客様と話をする際は、紙に文字を書いたり絵や図を書いたりしてコミュニケーションを取るようにしています。

Q.今の仕事にやり甲斐を感じていますか?

A.入社二年目に入り新入社員の頃よりも少しずつですが、周りが見られるようになって充実しています。一年目の時は上司や先輩から指示されたことをただ必死に行うことしかできませんでしたが、二年目になって自分の中で、『もっとこうしてみよう』、『こうしてみたら良いのではないか』と考えながら行動するように心掛けていたら自然と仕事が楽しくなってきました。更に今後お客様が考えていることや望んでいることを先回りして考え、行動できるように日々先輩方のスキルの高い接客やスムーズな動きを参考に仕事をするようにしています。
 語学面に関しては、学生の頃はTOEICを受けたり、また英語の授業で習った単語を覚えたりするというように机の上だけで勉強していましたが、実際にホテリエとして働いてみると単語を知らないよりは知っていた方がもちろん良いですが、何より『話す力』が重要であるということに気付きました。相手が何を言いたいのか、自分の言いたいことが正しく伝わるにはどうしたら良いのか考えることが大切だと知ってからは、英語が苦手な分それが達成できた時とても嬉しく楽しさを感じることができます。

Q.グローバルの仕事をしてゆく上で、今後の夢を語っていただけますか?

A.今後も益々訪日外国人の数が増えていくと考えられるので、2020年の東京オリンピックを見据えて更なる語学力の向上を目指します。またお客様とスムーズなコミュニケーションが取れるようになるのはもちろん、お客様に安心感を与えられる存在になりたいと思っています。
今、自分が先輩方の背中を見て学んでいるように、いつか後輩から同じように見てもらえるように先輩方のレベルに少しでも近づけるようより一層努力していきたいと思います。

Q.いずれ社会人になる後輩へのメッセージがありましたらお願いします。

A.自分がある物事に興味、関心を持ったら、それをつきつめて学んだり実践したりしてみることがすごく大事かなと思います。その例になるかどうかはわかりませんが、私の場合は学生時代から本を読んだりテレビを見たりした時にどうしてこうなるのだろうかと考え、それを文章にすることが好きでした。今の会社に入った後社内の委員会活動で報告を書く機会が多いのですが、そんな時にこの文章を書く習慣が大いに役に立っています。 ですから、アルバイトでも留学でも何でもよいので自分が興味を持ったことをつきつめて学び実践してみてください。将来きっと役立つことが多いと思いますので。

宿泊支配人 萩原 瑞穂氏

Q.力丸結衣さんが御社に入社して2年目を迎えました。現在の力丸さんの仕事ぶりをどのようにご覧になっていますか?

A.力丸さんは入社1年目の昨年は慣れなかったためか全てに遠慮がちだったように見えましたが、2年目に入りようやく本来の力を発揮し始めているように感じます。
 力丸さんは素直で明るい性格の頑張り屋です。先輩社員の指導をそのまま吸収して仕事に取り入れ、何事にも手を抜かずに一生懸命に取り組んでくれています。今年9月には社内自衛消防隊の一員として渋谷区消防大会に参加してくれ、1か月の猛練習の成果あって見事優勝を果たしました。
 また、当ホテルの外国人宿泊者は現在宿泊者全体の70%弱を占めていてホテルスタッフは否応なく英語などで対応することを求められます。力丸さんは正直言って英語が大変上手というレベルにはまだ到達していないと思いますが、お客様が求めることには的確に答えてくれています。また、毎週2回(授業は2回あり、全社員対象で個々に月2回出席)行っている英語の社内研修にもきちんと参加して更に語学力をアップさせようと努力しています。

Q.力丸さんに今後期待するところを話していただけますか?

A.さきほども申し上げたように力丸さんは努力家で着実に成長しています。 ホテルマンは外から見ると一見華やかに見えますが、実際はお客様のために裏方として走り回らなければならないことの多い厳しい職業です。仕事に一応慣れてくることで楽しさ、やりがいを感じる人がいる一方で、このまま仕事を続けてゆくべきか迷いが生じる人も出ます。このため、入社3年生には新入社員を積極的に指導するトレーナーの役割を担ってもらうことにしており、外部講師を招き2カ月に1回そのための一泊研修を実施しています。力丸さんも来年は3年目に入るので9月に箱根での人材育成研修に参加してもらったが、それによって自覚が出てきているように感じており、その将来性に大いに期待しているところです。

Q.グローバル人材の育成に関して、杏林大学の教育にはどのようなことを期待されますか?

A.学生に対してホテルの接客テクニックの一端を教えていただくことももちろんお願いしたい所ですが、それに加えて、難しいご注文かも知れませんが、何よりも学生の人間形成、コミュニケーション能力、即ち豊かな人間性を身に着けるよう是非力を注いでいただきたいと思いますね。そうした人間味を持った人はお客様に何かしてあげよう、何かサービスしてあげようという気持ちが自然に備わっていてよいホテルマンに育ってくれるからです。実を言いますと、力丸さんにはそういうスピリットを感じているのです。

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