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地域を守る消防士長 感謝の言葉を糧に

2007 年保健学部保健学科救急救命士課程(現 救急救命学科)卒業
武井 梓さん
(2019年3月取材)

昭島消防署、病院委託研修、北多摩西部消防署を経て 2014 年から練馬消防署勤務。消防士長

昭島消防署、病院委託研修、北多摩西部消防署を経て 2014 年から練馬消防署勤務。消防士長

ストレスとやりがいの狭間で

現在勤務する練馬消防署平和台出張所では、年間 3,500 件超の救急出場件数があります。24 時間勤務なので、夜間の出場が重なれば心身ともに疲労を感じることもありますが、仮眠中でも指令が入ったらすぐに心のスイッチを切り替えます。
繁忙の時間帯は、病院から消防署へ帰る途中、別の指令が入り一息つく間もなく出場することもあります。
この仕事は人命に関わるため、悲惨な現場に遭遇することも往々にしてあります。その時には精神的負担を避けるために、すぐに隊員間で話をすることで「ストレスを後に残さない」よう心掛けています。
これらの経験から、惨事ストレス対策に関する資格を取得し、他の消防隊員のストレスの緩和に役立てています。

女性消防士に期待されること

東京消防庁に入庁した頃は、女性隊員は稀有な存在でしたが、最近では多くの女性隊員に活躍の機会があります。女性の傷病者や妊娠している方の場合、同性ならではの気遣いに感謝されることも多く、女性隊員の活躍が必要不可欠だと確信しています。今後も女性救急救命士だからこそできる貢献をしていきたいです。

十人十色の救急救命士

救急救命士の仕事は、十人十色です。この仕事をめざす人は、自分の個性を活かした唯一無二の救急救命士として人のために頑張ってほしいです。

※記事および各人の所属等は取材当時のものです

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