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通訳・翻訳を共に極めるパートナー

外国語学部中国語学科4年
関 光一さん
外国語学部中国語学科4年
伍 振宇さん
(2024年9月取材)

外国語学部中国語学科4年生の関光一さんと伍振宇さんは、宮首弘子ゼミナールで日中通訳・翻訳を学んでいます。二人はゼミでの出会いをきっかけに意気投合し、来春からはともに大学院に進学し一層学びを深めます。

外国語学部中国語学科4年生の関光一さんと伍振宇さんは、宮首弘子ゼミナールで日中通訳・翻訳を学んでいます。二人はゼミでの出会いをきっかけに意気投合し、来春からはともに大学院に進学し一層学びを深めます。

宮首ゼミで知り合い意気投合

関さんはコロナ真只中の2年次に大連外国語大学にオンライン留学をしましたが、もっと言語力を鍛えたいと宮首ゼミに入りました。半数を留学生が占める宮首ゼミでは、課題や研究は全て留学生と組んで行われます。そこで出会ったのが、中日翻訳を学ぶため広東外語外貿大学から編入した伍さんでした。
互いの第一印象について、関さんは「不思議な日本語を使う人。でも魅力を感じる人」と話します。関さんの印象について伍さんは「他の日本人学生と比べて自分の意見や気持ちをはっきり言う人」と話します。ゼミでは留学生と日本人学生が組んでグループワークをすることが多く、互いに距離が縮まり何でも話し合える間柄になりますが、波長が合う二人ならではのエピソードがあります。

互いの地元を訪問

伍さんは昨年1月に関さんの親族がいる群馬県に連れて行ってもらいました。中国南部の広東省出身の伍さんは、そこで生まれて初めて雪を見ました。また、観光に来ていた人から「娘が中国語を勉強している」と話しかけてもらうなど大学ではできない貴重な経験ができたと言います。
そして今年1月には関さんが広東省の伍さんの家に1カ月滞在しました。めったに日本人が訪れない街で、会う人会う人に、「你是日本人吗?(日本人なの?)」と声をかけられるなど現地の人々が親しく接してくれたことが嬉しかったということです。一方で、現地で使われている広東語が大学で学んできた標準語の中国語と全く異なることを知りました。現地に行かなければわからない体験をして中国語の奥深さを感じたと言います。

アウトプットも インプットも全力

ふだん二人は、関さんは日本語、伍さんは中国語で会話します。変換できない言葉やピタッとする表現が見つからないこともたくさんありますが、ありったけの言葉を駆使してコミュニケーションを取っています。「アウトプットもインプットも全力」が二人のスタイルです。

進路も共に杏林大学院

二人はともに大学院に進学します。関さんは、外国人が日本で医療を受ける際に活躍する医療通訳士の仕事に興味を持っています。
学んできた語学力を職業に活かせると思い、その養成コースがある杏林の大学院に進むことになりました。
伍さんはとにかく、日本での勉強が楽しく、何でも知りたいと言います。大学院では翻訳・通訳の専門知識を身に付け、日本という国や文化への理解を深めたいと話しています。

※記事および各人の所属等は取材当時のものです

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