2024年、総合政策学部は開設40周年を迎えました。医療系の大学だった杏林に、初めて文系の社会科学部(現在の総合政策学部)が開設されたのが1984年4月です。これは、創設者である松田進勇初代理事長の「大学が大学として存在するためには、広い視野でヒューマニズムや社会科学の問題についても考え、学ぶ必要がある」という理念に基づいています。この理念が、杏林大学が総合大学へと発展する礎となりました。
2002年4月には、社会科学部から総合政策学部へと名称が変更されました。昨年度までに11, 203名の卒業生を輩出し、それぞれが社会で活躍しています。総合政策学部のこれまでの歩みと今、そしてこれからについて、第8代学部長の内藤高雄教授のインタビューとともにお伝えします。