受験生サイト サークル紹介 学生支援ポータル 学納金サイト  [在学生・保護者専用]

Regional Cooperation地域総合研究所とは

地域総合研究所とは

 本学地域交流推進室は、平成25(2013)年より大学COC事業(文部科学省「地(知)の拠点整備事業〜新しい都市型高齢社会における地域と大学の統合知の拠点を目指して〜」)の取り組みを進める中で、近隣自治体(八王子市・羽村市・三鷹市)との包括的な連携を推進する拠点として、「杏林CCRC研究所」を設置しました。
 COC事業は平成29(2017)年に完了し、平成27(2015)年度から参加した岩手県を舞台とする「地(知)の拠点大学による地方創生推進事業(COC+事業)」も令和2(2020)年度に完了となりました。         
 新たな地域交流のあり方を構想する中で令和3(2021)年、杏林CCRC研究所は「地域総合研究所」に名称変更を行い、引き続きテーマ(※1)に沿った地域志向研究に取り組んでおります。         
 また、本学特有の4学部の教育・研究資源をより有効に活用するために学部間連携を強化し、地域内各団体との連携も深めながら、地域の課題解決に向けた取り組みを進めています。         
        
(※1)2023年度 指定テーマ         
@学生と地域関係者が共に学ぶ「生きがい創出」         
A退職団塊世代を中心とした地域の人々の「健康寿命延伸」         
B大規模自然災害に備える「災害に備えるまちづくり」         
C地域の活性化を目指す「にぎわい創出」         
        
※杏林CCRC研究所 令和3(2021)年7月に「地域総合研究所」に名称変更しました。         
※地域交流推進室 令和4(2022)年4月に「地域連携センター」に名称変更しました。

2023年度メンバー及び研究テーマ

所長
長島 文夫(兼任・医学部腫瘍内科学教室 教授)
「健康教育、街づくりを意識した情報の利活用に関する研究」

兼任研究員
青山 泉 (保健学部看護学科 講師)
「地域在住におけるパーキンソン患者の慢性疼痛緩和」
石井 博之(保健学部理学療法学科 教授、地域連携センター長)
「『杏林型ウェルネスツーリズム』における保健分野の有効性に関する研究」
石野 晶子(保健学部看護学科 講師)
「特別な支援を必要とする子どもの保育園生活における課題」
小堀 貴亮(外国語学部観光交流文化学科 教授)
「『杏林型ウェルネスツーリズム』の構想立案と実施による新たな地域観光振興の創出に関する研究」
阪本 良弘(医学部消化器・一般外科学教室 教授)
「手術など治療を受ける患者さん向けあんずリハビリ運動動画の作成」
住山 結香(保健学部看護学科 助教)
「COVID-19拡大禍の避難所防災活動のモデル構築」
津曲 優子(保健学部作業療法学科 助教)
「地域在住高齢者に対する認知症予防の取り組み−農作業療法を用いて−」
橋本 晃生(データサイエンス教育研究センター 助教)
「多摩川流域における生物指標を用いた氾濫リスクモニタリング手法の開発」
古本 泰之(外国語学部観光交流文化学科 教授、地域連携センター副センター長)
「COVID-19の影響を受けて拡張した関係人口増加施策に関する研究−ワーケーションなどの新たな観光形態への取り組みを事例として−」
三浦 秀之(総合政策学部 准教授)
「東日本大震災からの復興と課題発見」

客員研究員
北出 恭子 (スプリングラボ合同会社CEO)
中川 智博 (株式会社Tokyo Creative 代表取締役)
鈴木 宏規 (東伊豆町観光産業課 主任主事)
森田 七徳 (東伊豆町企画調整課 課長)
佐藤 加奈絵 (宮城大学大学院事業構想学研究科博士後期課程)
鳥羽 真 (株式会社パソナJOB HUB)

所在地

〒181-8611
東京都三鷹市新川6-20-2
杏林大学三鷹キャンパス
看護・医学教育研究棟 1階 116号室
e-mail : area@ks.kyorin-u.ac.jp

これまでの研究実績

 杏林CCRC 研究所では、平成28年の三鷹市への教育・研究機能集約を機に、少子高齢化に伴って生じる問題について平成25 年度から集中的に研究を行い、教育・研究・社会貢献の体制を強化してまいりました。また、地域と協同し、課題解決を通して地域志向かつ問題解決力を持つ学生を育成し、なおかつ新しい都市型高齢社会の姿を模索してきました。
 『都市型高齢社会の健康と安心』を主題に、学生と地域関係者が共に学ぶ「生きがい創出」、退職団塊世代の「健康寿命延伸」、大規模自然災害に備える「災害に備えるまちづくり」に、まずは本学の教育・研究機能が集中した三鷹市を中心に取り組みを進め、次に八王子市・羽村市にもその成果を反映しています。