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Regional Cooperation地域総合研究所とは

地域総合研究所とは

 地域総合研究所は、本学が有する4学部の教育・研究資源をより有効に活用するために、学部間連携を強化し、地域内各団体との連携も深めながら、次の4つの地域の課題解決に向けた取り組みを進める組織です。
        
【2024年度 指定テーマ】         
@学生と地域関係者が共に学ぶ「生きがい創出」         
A退職団塊世代を中心とした地域の人々の「健康寿命延伸」         
B大規模自然災害に備える「災害に備えるまちづくり」         
C地域の活性化を目指す「にぎわい創出」         
        
■地域総合研究所(旧・杏林CCRC研究所)の変遷         
 本学は、平成25(2013)年より大学COC事業(文部科学省「地(知)の拠点整備事業〜新しい都市型高齢社会における地域と大学の統合知の拠点を目指して〜」)に採択されたことに伴い、「地域交流推進室(現・地域連携センター)」を発足させました。
 当該COC事業の中で特に、近隣自治体(八王子市・羽村市・三鷹市)との包括的な連携を推進する拠点として設置したのが、「杏林CCRC研究所」です。         
 新たな地域交流のあり方を構想することを目的に、令和3(2021)年7月、「地域総合研究所」に改称し、上記のテーマに沿った地域志向研究に取り組んでいます。2024年度採択された研究テーマ等の詳細は以下をご覧ください。         

2024年度地域総合研究所メンバー及び【指定】研究テーマ

所長
長島 文夫(兼任・医学部腫瘍内科学教室 教授)
「安心して暮らせる街づくりのためのがん教育と見守り支援」

■兼任研究員
石井 博之(保健学部リハビリテーション学科 教授、地域連携センター長)
「『杏林型ウェルネスツーリズム』における保健分野の有効性に関する研究」
三浦 秀之(総合政策学部 准教授、地域連携センター副センター長)
「東日本大震災からの復興と課題発見」
古本 泰之(外国語学部観光交流文化学科 教授)
「COVID-19の影響を受けて拡張した関係人口増加施策に関する研究−ワーケーション等の新たな観光形態への取り組みを事例として−」
小堀 貴亮(外国語学部観光交流文化学科 教授)
「『杏林型ウェルネスツーリズム』の構想立案と実施およびその妥当性検証に関する研究」
石野 晶子(保健学部看護学科 講師)
場家 美沙紀(保健学部看護学科 学内講師)
「特別な支援を必要とする子どもの保育園生活における課題」
「特別な支援を必要とする子どもの学童保育における課題」

■客員研究員
井上 晶子 (立教大学観光研究所 特任研究員)
佐藤 加奈絵 (宮城大学基盤教育群特任助教)
鳥羽 真 (株式会社パソナJOB HUB)
北出 恭子 (スプリングラボ合同会社CEO)
中川 智博 (株式会社Tokyo Creative 代表取締役)
鈴木 宏規 (静岡県庁 都市計画課 鉄道高架班)
森田 七徳 (東伊豆町企画調整課 課長)

2024年度地域総合研究所【公募】研究における研究責任者及びテーマ

松嶋 真哉(保健学部リハビリテーション学科 学内講師)
「デジタルバイオマーカーを用いた高齢者のフレイル/サルコペニアの予測」
矢田 浩崇(医学部循環器内科:杉並病院 教授)
「アプリによるスマートデバイスPHRと電子カルテEMRの情報共有が、地域医療及び健康管理にどのように貢献できるか検証的研究」
Malcom Field(総合政策学部 教授)
「日本版Fit2Work:デジタルパスポートの可能性」
齋藤 結香(保健学部看護学科 助教)
「感染症拡大防止を踏まえた避難所防災活動モデル構築」
大浦 紀彦(医学部形成外科学 教授)
「足と歩行の測定会による健康寿命延伸」

所在地

〒181-8611
東京都三鷹市新川6-20-2
杏林大学三鷹キャンパス 看護・医学教育研究棟1階116号室
e-mail : area★ks.kyorin-u.ac.jp
※メールを送付する際は、「★」を@に変更してください。

これまでの研究実績

 杏林CCRC 研究所では、平成28年の三鷹市への教育・研究機能集約を機に、少子高齢化に伴って生じる問題について平成25 年度から集中的に研究を行い、教育・研究・社会貢献の体制を強化してまいりました。また、地域と協同し、課題解決を通して地域志向かつ問題解決力を持つ学生を育成し、なおかつ新しい都市型高齢社会の姿を模索してきました。
 『都市型高齢社会の健康と安心』を主題に、学生と地域関係者が共に学ぶ「生きがい創出」、退職団塊世代の「健康寿命延伸」、大規模自然災害に備える「災害に備えるまちづくり」に、まずは本学の教育・研究機能が集中した三鷹市を中心に取り組みを進め、次に八王子市・羽村市にもその成果を反映しています。