1月17日(金)羽村市プリモホールゆとろぎ(生涯学習センター)において「東京都市監査委員会 第2回委員研修会」が実施され、講師として本学の総合政策学部学部長である内藤高雄先生が講演しました。
本企画は、東京都市監査委員会主催で年2回開催され、テーマは「公会計制度の国際的動向」として、内藤先生の専門である国際会計学を元に、企業会計制度の国際的動向や、海外および日本の公会計制度の出発点とその展開、現状についてお話をする機会となりました。
講演後は質疑応答の時間が設けられ、フロアから内藤先生が長年研究しているフランスの会計思考の原点、また国際的統一の可否についての質問が出ました。これに対し、内藤先生は、『制度は単独では存在せず、言語の例を挙げながら、完全な統一は可能だが妥当ではないと説明。グローバル企業の連結財務諸表のみIFRSで統一し、他は自国基準を維持する方式が望ましい』と回答。ご自身の見解を説明し活発な会となりました。
■主な講演内容
・研究分野の紹介と企業会計制度の国際的動向
・公会計制度改革の展開
・IPSASの国際的動向
・Q&A
■ 総合政策学部
地域交流課
2025年1月20日