東伊豆町と杏林大学は2021(令和3)年12月に包括連携協定を締結しました。
その後、現地調査、学生を交えたゼミナール活動の展開や、都内での温泉資源PR等の活動を行い、東伊豆町の特性を活かした温泉ブランディングおよび健康促進プログラムを模索しています。
このたび、地域の方、観光・医療関係の方、東伊豆町行政の方との継続的な連携強化を図り、地域活性に関わる人材を育成することを目的に「観光健康まちづくり講座」を開催いたします。(参加無料、全2回実施)
日時:2025(令和7)年9月4日(木) 14時30分~18時00分(開場14時)
場所:東伊豆町 町庁舎 大会議室(1階) (静岡県賀茂郡東伊豆町稲取3354) ※対面実施
対象者: 観光、宿泊、飲食、医療、介護等の事業に従事する方(一般の方含む)、行政関係の方
※この講座は、東伊豆町と杏林大学が2021(令和3)年に締結しました「杏林大学と東伊豆町との連携協力に関する包括協定」に基づき開催いたします。
※同日に2講座開催いたします。両方にご参加ください
第1回講座:「東伊豆町における温泉資源を活かしたウェルネスツーリズムの可能性」
〔講師:小堀 貴亮 教授(外国語学部観光交流文化学科 教授)〕
《講座概要》
東伊豆町の誇る温泉資源をはじめ、豊かな自然・文化資源などの地域性を活かしたウェルネスツーリズムについて、その可能性を考えていきます。
東伊豆町は、大川・北川・熱川・片瀬・白田・稲取の6つの温泉郷を要する伊豆屈指の温泉地として発展してきました。江戸城を築城した太田道灌 開湯という歴史性を有し、豊富な湯量、温暖な気候、自然環境に恵まれた温泉観光地域や地域伝統文化、豊富な食文化に恵まれており、ウェルネスツーリズムの格好のステージたる観光地域が形成されています。本講座では、東伊豆におけるウェルネスツーリズムの可能性について、他の温泉地の事例を踏まえて考えていきます。
第2回講座:「環境を活かした健康で活力のある生活と観光まちづくり
―東伊豆町の良さを実感し観光に活かすには―」
〔講師:石井 博之 教授(保健学部リハビリテーション学科 教授、地域連携センター長)〕
《講座概要》
生活環境を活かして運動を楽しみ、継続しながら健康を維持する秘訣を伝授します。
私は、諸外国で世代を超えて一緒に運動の楽しみを共感する人々に接してきました。また自分自身が運動の楽しみを見つけ、健康な生活を得た経験を活かして「スポーツ機会提供プログラム」を実施しています。
今回は健康で活力ある生活に役立つ運動の見つけ方、楽しみ方についてお話しします。
さらに、東伊豆町の海と高原の自然環境を活かすことで皆様の健康づくりと、観光に訪れる方々へ東伊豆町をより楽しんでいただくためのアイデアを共有したいと思います。
問い合わせ先:
杏林大学地域交流課 TEL:0422-47-8000(代表) 平日9:00~17:00 土曜9:00~12:30
地域交流課
2025年7月3日