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杏林大学と東伊豆町、地域活性化に向けた共同研究を開始


 杏林大学と静岡県賀茂郡東伊豆町は、この度、両者の包括連携協定に基づき、東伊豆町の地域特性を活かしたウェルネスツーリズム構築に向けた共同研究を開始します。

今回の共同研究は、2021(令和3)年12月の包括連携協定締結以降、杏林大学の小堀貴亮教授(外国語学部)や石井博之教授(保健学部)を中心に進められてきた「杏林型ウェルネスツーリズム」の取り組みをさらに発展させるものです。

《共同研究の概要と目的》
本共同研究の目的は、東伊豆町が持つ豊富な温泉資源や自然環境、歴史・文化といった地域特性を最大限に活かし、本学の保健学、観光学の知見を通して、新たな地域活性を実現することです。

以下について両者が協力し、研究を進めます。

(1)ウェルネスツーリズムのプログラム開発と実証実験:
杏林大学の保健学、観光学の専門性を生かし、健康増進やユニバーサルデザインの視点を取り入れた独自のツーリズムプログラムを策定し、実証実験を行います。

(2)地域への成果還元:
研究を通じて得られた知見や成果を、講座やイベントなどを通じて東伊豆町および東伊豆町民に還元します。

(3)社会への情報発信:
共同研究の進捗状況や成果について積極的に情報を発信し、東伊豆町の新たな魅力を全国にアピールしつつ、大学と自治体の連携で地域活性を目指すにあたってのひとつのモデルとなることを目標とします。

この共同研究を通じて、東伊豆町の持続可能な観光モデルを構築し、地域経済の活性化と住民の健康増進に貢献していくことを目指します。

■研究概要
 1. 研究課題名:「杏林型ウェルネスーリズム」の構想立案と実施およびその妥当性検証に関する研究

 2. 研究期間 :2025(令和7)年7月1日~

 3. 共同研究者:①石井 博之(杏林大学保健学部リハビリテーション学科教授)
         ②古本 泰之(杏林大学外国語学部観光交流文化学科教授)
         ③北出 恭子(スプリンクラボ合同会社代表/温泉家)
         ④中川 智博(株式会社SQUEEZE執行役員)
         ⑤鈴木 宏規(静岡県庁都市政策課)
         ⑥太田 裕介(静岡県賀茂郡東伊豆町観光産業課)

 4. そ の 他:本共同研究は、東伊豆町及び杏林大学との覚書締結に基づき実施されるものです。

地域交流課

2025年9月18日