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杏林大学公開講座「子どもの睡眠」(羽村市職員研修)を開催しました

 2026(令和8)年1月14日(水)、杏林大学公開講座「子どもの睡眠」が開催されました。本講座は羽村市の保育園・幼稚園職員対象の研修であると同時に、本学公開講座としておこなわれ、三鷹市、武蔵野市で勤務する保育士の方、行政関係者の方などにもご参加いただきました。
講師は保健学部臨床心理学科の中島 亨教授が登壇しました。中島教授は医学部精神神経科学教室を兼務しており、学生への教授の他、医師として不眠症治療の外来診療に携わっています。また、音楽療育鍵盤指導研究ネットワーク代表として、ハンディキャップをもった人が音楽に親しむ活動にも取り組んでいます。

保健学部臨床心理学科
(医学部精神神経科学教室兼務)
 中島 亨教授

 本講座の導入では、医学的な睡眠のメカニズムや日本人の睡眠事情についての解説が行われました。日本の代表的な生活スタイルである「夜に一度睡眠をとり、日中は活動し続ける」という形態は、世界的に見れば実は少数派であり、諸外国では「昼寝」や「シエスタ」の習慣を持つ文化が多いことなどが紹介されました。
 続いて、テーマである「子どもの睡眠」について、「添い寝」「スクリーンタイム」「始業時刻」という3つのトピックスを軸に、医学的な見地から子どもへの影響が語られました。また、事前質問で関心の高かった「お昼寝」も話題として取り上げ、幼稚園と保育園それぞれにおける昼寝導入の経緯を説明、「寝ない子」への具体的な働きかけについて、一問一答形式で分かりやすく解説がありました。
 
 講演後の質疑応答では、参加者から多くの質問が寄せられました。睡眠時間が短い子への対応や、お昼寝に適した環境づくりなど、いずれの問いからも、保育・教育の現場で子どもたちの健やかな生活のために日々尽力されている参加者の真摯な姿勢が伝わるものとなりました。 
 当日は31の園・機関から60名近い方々にご参加いただき、子どもたちの睡眠に対する関心の高さがうかがえる、大変有意義な会となりました。

(地域交流課)

2026年1月20日