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杏林大学まなび直し講座~杏林型ウェルネスツーリズム~東京・奥多摩町の大自然の中、フィールドワークを実施

2026(令和8)年1月24日(土)、東京都奥多摩町にて、杏林大学まなび直し講座~杏林型ウェルネスツーリズム~の通算第17回フィールドワークを実施しました。

今季最強・最長寒波の真っ只中で荒天が心配されましたが、当日は晴天に恵まれ、日中を通して日差しが降り注ぎ、フィールドワークに最適な気候の中で執り行われました。

履修生はJR青梅線(東京アドベンチャーライン)にてJR鳩ノ巣駅に下車し、10時に現地集合。本学地域交流課長・天蔵による開催挨拶を皮切りに、沿線まるごと(株)の溝口さん、一般社団法人「森の演出家協会」所属でDaiwaアングラーでもあるガイドの土屋一昭さん、JR東日本(株)八王子支社の山田さんの紹介・挨拶を経てスタートしました。

はじめに、JR鳩ノ巣駅に所在する沿線まるごと(株)の社屋「沿線まるごとラボ」の内部を見学しました。履修生は、第16回として配信されたオンライン講座で事前学習をしていましたが、立派な駅舎の中にある風情あふれる社屋を実際に目にし、「映像では分からない迫力がある」などと口々に感想を述べ、カメラに収めていました。

JR鳩ノ巣駅を南下し仙雲橋を渡り、まずは中間地点である松の木尾根を目指します。

道中では、梅花の色、スギとヒノキの見分け方、苔(コケ)の特徴、ガードレールを這って歩いたナメクジの跡などについて説明を受けながら、山道を進みました。

山の入口には、“ピカピカピースな世界「清潔な空間を通じて、地域と社会に笑顔と安心を届ける」”を企業理念に掲げる(株)オピトが管理するトイレがあり、山中とは思えないほど清潔な空間に驚かされました。

山中では、正面から来るハイカーがすれ違うたびに「こんにちは!」と挨拶してくださり、その姿に感化され、私たちも自然と挨拶を交わすようになったことが印象的でした。

さらに山奥へ進むと、周囲は木々が生い茂り、左右は急斜面という場面もありましたが、先頭を歩く履修生が「ここは小石があるから気を付けて」「足場が不安定です」などと声を掛け合い、互いを気遣う姿が見られ、一体感が生まれていました。

トレッキング途中には、山中とは思えない開けた場所があり、そこはかつての民家跡とのこと。履修生は思い思いの場所で腰を下ろして休憩し、「7秒で深呼吸し、5秒止め、10秒かけてゆっくり息を吐く」という森林セラピー方式の呼吸法を実践し、身体の中の空気を入れ替えました。

標高差約100mの山を越え、「寸庭橋」で記念撮影。写真後方、数百メートル先に見えるのが、昼食場所であり苔(コケ)テラリウムワークショップを行う沿線まるごと(株)の「Satologue.(さとローグ)」です。

「Satologue.(さとローグ)」に到着後、昼食として「釜めしなかい」(奥多摩町大丹波)の釜めしと野菜たっぷりの水炊き、「しろまるたまご」(奥多摩町白丸)のパウンドケーキが振る舞われました。履修生は、貸し切りの「Satologue.(さとローグ)」からの絶景と、地元で人気の美食を堪能しました。

昼食後は、「Satologue.(さとローグ)」と宿泊棟(第1棟)を見学しました。
(2026年6月頃には、第1棟の隣に待望の第2棟が完成予定です。)

見学後は、ガイドの土屋さんによるレクチャーのもと、育て方や質疑応答を交えながら、午後のメインイベント「苔(コケ)テラリウムワークショップ」を実施しました。

苔には多くの種類があり奥深いこと、勝手に採取してはいけないものがあること、ご用意いただいた苔の中には購入すると数千円するものもあることなど、貴重な学びが得られました。履修生は自身の感性を生かし、思い思いの苔(コケ)テラリウムを完成させました。

最後に、完成した苔(コケ)テラリウムに名前を付け、1人ずつ発表しました。「軍畑(いくさばた)」といったJR青梅線(東京アドベンチャーライン)の駅名に由来するもの、「未完成」といった成長を願うもの、「いやし」といった癒しをテーマにしたものなど、個性豊かな名前が並びました。

発表時には拍手が沸き起こり、充実感あふれる雰囲気の中、ワークショップは盛況のうちに幕を閉じました。

当講座は、修了式を含め残すところ5回となりました。

2026年度の企画内容は現在検討中ですが、今年度を「杏林型ウェルネスツーリズム」元年と位置付け、今後はこのテーマを“育てていく”方針のもと準備を進めています。

当講座にご参加いただくことで、多くの方に本学および関係企業、スタッフの魅力や価値を感じていただき、講座を通じて履修生のみなさんの人生が少しでも豊かになることを願い、試行錯誤しながら取り組んでいます。

最後になりますが、杏林大学まなび直し講座~杏林型ウェルネスツーリズム~にご賛同いただき、オンライン講座の提供をはじめフィールドワークの実施を受け入れてくださった沿線まるごと(株)、JR東日本(株)のスタッフのみなさま、ガイドの土屋さん、そしてご参加くださった履修生のみなさまに、この場を借りて心より御礼申し上げます。

地域交流課

2026年1月26日