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ドキュメンタリー映画「生きる」上映会実施

 ドキュメンタリー映画「生きる―大川小学校 津波裁判を闘った人たち―」の上映会が2月9日(月)に開催されました。(杏林大学地域連携センター 助成事業)
当活動は保健学部 臨床心理学科 古川綾子講師・櫻井未央講師が防災・減災のための備えを課題として、「災害と心のケア」「予防的心理ケア」の取り組みを発展させた活動で、地域の方や学生を対象として実施しました。

 東日本大震災の際、宮城県石巻市の大川小学校は津波にのまれ、全校児童の7割に相当する74人の児童と10人の教職員が亡くなりました。この映画は「あの日、何があったのか」を伝えてくれる記録です。
大川小学校の津波災害では、現場の判断が適切になされなかったことで、多くの子ども達・教職員が津波に遭い、尊い命を失いました。
 多数の犠牲者を出した事実や理由を知りたいという親たちの切なる願いに対し、行政の対応に誠意が感じられなかったことで、石巻市と宮城県を被告にして裁判が始まりました。この経緯をのべ10年にわたり児童の保護者が映像として記録したものが映画「生きる」です。

 同映画の視聴は、防災・減災に対し当事者意識をもって向き合うとともに、災害にとどまらず、様々な社会の問題に目を向けるきっかけともなる可能性があります。
当日は40名あまりの方が参加し、2時間にわたり、熱心にご視聴いただきました。参加者からは以下のような感想が寄せられました。

・危機管理は行政に頼らず住民参加をしながら具体的に対策を考えていくことが必要だ。
・この判決により教育現場をはじめ、あらゆる場所での防災対策に繋がることを期待しています。
・映画を観て個人としての対策意識が変わりました。またこのような機会があれば参加したい。
・杏林大学は医療・福祉・心理など災害時に重要な役割を果たす若者を育成してくださっており、
 地域においてなくてはならない存在であると感じています。

3月11日を前に、本学以外にも上映会が予定されています。
東日本大震災から今年の3月で15年となります。「私たちに何ができるのか」を考える機会として、是非ご覧ください。

https://ikiru-okawafilm.com

保健学部 臨床心理学科 古川綾子 講師
保健学部 臨床心理学科 櫻井未央 講師

(地域交流課) 

2026年2月24日