2026(令和)年3月8日(日)、プリモホールゆとろぎ(羽村市)にて、杏林大学公開講演会が開催されました。本企画は羽村市と杏林大学の連携事業の一つであり、例年開催されているものです。
今回のテーマは「ストレスと上手に付き合うために」とし、本学保健学部臨床心理学科講師 渡邊 郁子 講師が登壇しました。
私たちは日常生活の中で、家事や育児、仕事での多忙、コミュニケーションがうまくいかないなど、様々なストレスを経験します。
本講演ではストレスが心身に与える影響について解説、ストレスによる心身への影響を和らげるためのリラクセーション法やコミュニケーションストレスへの対処法として、コミュニケーションスキルを紹介する内容としました。
講話では、代表的なストレス要因とストレス強度の紹介、ストレスのメカニズムや心身に与える影響に触れ、「上手なつきあい方」や「ストレス認知」についてわかりやすく説明がありました。また、コミュニケーションにおけるストレスとして、どうしても自分の枠組みで理解をしようと考えるところを、「人それぞれの理解の仕方が違う」ことを前提として、「相手の意見や考えを知ろうとする」「自分の意見や考えを適切に伝える」大切さが話されました。
また、「リラクセーション法」のワークでは呼吸法と自律訓練法、「アサーション※」のワークでは「気持ちや考えや言わないと伝わらない」という姿勢で3つの事例をもとに、参加者が話し手と聞き手に分かれ、感想の共有が行われました。
(※アサーション:「自他尊重の自己表現」:自分の考えや気持ちを正直に、その場にふさわしい方法で述べ、相手も同様に行うことを勧めていくこと)
当日は51名の市民の方の参加があり、
・実際にリラクセーションを体感して、自分でも取り入れてみようと思った。「ストレス」も考え方次第で、自分で自分をコントロールする術を論理的に教えて頂けて大変参考になった。
・ストレス回避、対処法が分かった。アサーションを有効に活用して少しでも相手を理解できるようにしたい。
・「問題・ストレスの捉え方を変化させる」のところで「他の人が同じことを考えていたら何を言ってあげるか?」のヒントにとても力づけられた気持ちになった。
などの感想が寄せられました。

(地域交流課)
2026年3月13日