去る2024(令和6)年6月14日(金)「プリモホールゆとろぎ(東京都羽村市生涯学習センター)」にて、市職員向け「ゲートキーパー養成研修」が行われ、本学保健学部健康福祉学科の加藤雅江先生が講師を担当しました。加藤雅江先生は長年にわたって本学医学部付属病院で精神保健福祉士として勤務されており、研修ではその実体験に基づきお話されました。
「ゲートキーパー」とは、自殺のサインに気づき、その方の話を傾聴し、必要な支援につなげる人です。
近年この講座は、市民からの相談業務を担う市職員の対応スキル向上を目的する回と、一般市民向けの回の2部構成で実施されています。市職員向けの今回は主に、自殺のサインに気づき対応方法を学ぶことを主眼に、以下を目的として実施されました。
1)自殺者の現状、自殺に至るプロセス
2)ゲートキーパーの役割 気づく・声をかける・つなげる・見守る
3)学校で取組みを推進するための具体策等
この研修を通じ、職員の方に共有され、助けを求める1人でも多くの方に活かされることを願っています。
地域交流課
2024年12月20日