9月7日(土)羽村市プリモホールゆとろぎ（生涯学習センター）にて、市民向け自殺対策研修「ゲートキーパー養成講座」を実施しました。

本講座は、6月14日（金）に行った市職員向け講座の一般市民向けの内容となっており、講師は引き続き保健学部健康福祉学科教授の加藤雅江先生に担当していただきました。

加藤先生は、自殺者数は減少傾向にあるものの、毎日57人が自殺しており深刻な状況が続いていると指摘し、自殺は追い詰められた末の死であり準備期間があることが多いため、周りの人がそのサインに気づき適切に対応することが重要であると強調されました。

また、メンタルヘルスの重要性や、物事を違う視点でポジティブに受け止めるリフレーミングの効果など、具体的な対処法についてもお話がありました。

終盤には、参加者からの質問にも丁寧に答え、自殺対策やメンタルヘルスに関する理解を深める有意義な講座となりました。

地域交流課