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虐待防止講演会~親と子の関係をよみとき、育んでいくために~ が開催されました

11月15日(金)羽村市プリモホールゆとろぎ(生涯学習センター)にて、羽村市×杏林大学公開講演会「虐待防止講演会~親と子の関係をよみとき、育んでいくために~」が行われ、保健学部臨床心理学科講師の櫻井未央先生が講演しました。

櫻井先生は、臨床心理士、公認心理師の資格を有し、子どもの心理療法を専門とされており、これまでに、様々な場所で多くの児童や保護者と向きあってきました。この経験に基づき、本講演テーマである親子関係の読み解きと紡ぎ直しの重要性を説明し、以下の内容を中心にお話しされました。

■講演の主なキーワード

-不適切な養育(マルトリートメント)の事例を紹介し、怒りという感情の理解とその対処法を解説

-支援者が自身の感覚を認識し言語化することで適切な支援につながる

-適切な養育行動が子どもの感覚や信頼感を育む

-親子関係を育むにあたり大人と子どもそれぞれの要因について

-ストレンジ・シチュエーション実験を紹介し、その実験結果から子供と親の関係性を深めるには相互作用が重要である

このあと参加者は3~4人のグループに分かれ、ストレス発散方法について話し合いました。話し手と聞き手の役割を交代しながら、相手の反応の違いによる感情の変化を体験しまし、相互作用の重要性と自分の感覚を言語化することの大切さを学びました。

(スライドから一部抜粋)

地域交流課

2024年12月20日