予算編成の基本方針に沿って令和7年度の編成を進めた結果は、以下のとおり。
学納金収入:118.06億円
令和6年度末の在学生数に新年度入学者数(保健学部言語聴覚療法学専攻定員(+25名)を含む)、学則改定による学納金値上げ(保健学部・総合政策学部・外国語学部)を加算し、令和7年度入学者数の見直しを行った結果、前年度予算比−3,300万円の118.06億円を計上。
寄付金収入:4.06億円
特別寄付金収入は、杏林大学研究経費募金、医学部等の研究に対する奨学金で3.86億円。一般寄付金で0.2億円を計上。
補助金収入:30.74億円
補助金収入は、大学の運営に対する補助金(私立大学等経常費補助金等)で21.76億円を計上。地方公共団体補助金収入は、8.98億円を計上。内訳として病院運営に対する補助金で7.38億円、施設設備補助金として1.60億円を計上した。
医療収入:551.47億円
三鷹病院では、令和7年度は診療報酬改定の2年目にあたるため、現在の入院単価を使用し、病床稼働率は、前期 81%・後期 82%で見込み、461.42億円を計上。
杉並病院も同じく、病床稼働率75%で見込み、90.05億円を計上。
人件費:292.35億円
人件費については、定期昇給、私学共済掛金の増加分、ベースアップ評価料等を見込み試算した結果、前年度予算比+3.66億円の292.35億円を計上。
教育・研究及び医療の充実を図るための主な施設・設備の環境整備計画
(大学部門)
(三鷹本院)
(医学部)
(杉並分院)
(法人本部)
その他の予算で特に考慮した部署は以下のとおり。
令和7年度は、資金面では総資金収入844.92億、総資金支出787.62億(予備費1億を計上)の規模となる予算編成となった。また、経営面では、事業活動収入720.66億、事業活動支出711.84億(予備費1億を計上)となり、基本金組入前当年度収支差額は8.82億の収入超過予算となった。