2月17日(月)、2024年度第2回杏林高大接続ラウンドテーブルを本学井の頭キャンパスで開催しました。会場には、計11校17名の高校の先生方、本学からは渡邊 卓学長をはじめ12名の関係教職員が一堂に会しました。
はじめに、渡邊学長による開会の挨拶があり、高大接続の重要性や高校との連携強化について触れ、本ラウンドテーブルは意見交換の貴重な機会であることを述べました。続けて、協定高校の先生方に本学の教育内容、教育施設について理解を深めてもらうために、保健学部と外国語学部の施設を見学いただきました。保健学部では臨床工学科の施設において、学科教員による「臨床工学技士」の仕事説明のほか、入学後、学生が実習で使用する設備を紹介しました。次に外国語学部の施設として、語学サロン・ライティングセンターや同時通訳ブースへご案内し、本学学生・留学生による同時通訳の実演を見学していただきました。
参加された先生方からは、「実際に臨床工学科の設備を見学し、こういった医療機器を取り扱ったり、医療について学んだりしてきた学生が、社会に出て、人々を支えているのだという実感がありました。生徒たちが10年後、20年度、どのように活躍していくのかのイメージが出来たし、大学がどのようなチャレンジをしているのか、見ることができました」や「生徒たちは情報を多く持っていますが、実際に見て、触って聞いて、というリアリティを体感してほしいと思います。ぜひ大学には社会と高校を接続するハブになっていただきたいし、こうした企画は進路のミスマッチを防ぐ意味でも有意義。ぜひお力添えいただきたい」など、大学に対して期待の声をお寄せいただきました。
ラウンドテーブルでは参加校の先生方から今後の高大連携の参考となるご発言を多くいただき、終了後も各校で情報交換をするなど活発な会となりました。
高大接続推進室では今回いただいたご意見・ご感想を学内で共有し、高等学校と協力しつつ、杏林大学の学びを活かしてまいります。
地域交流課(高大接続推進担当)
2025年2月21日