杏林大学と山村学園高等学校(埼玉県川越市)は、高校教育と大学教育の相互の活性化を図るため、高大連携事業に関する協定を締結しました。
調印式は、2月18日(火)本学井の頭キャンパスで行われ、山村学園高等学校から加藤秀昭副校長、吉野龍男参与、松本修国際交流部主任の3名が来校し、本学からは渡邊卓学長、内藤高雄学部長、八木橋宏勇高大接続推進室長、安藤英視井の頭事務部長が出席しました。協定書には、各校の代表が署名し、今後の連携について意見交換などを行いました。
山村学園高校からは、例年、数多くの生徒が杏林大学に入学しています。また、本学指定強化部である硬式野球部(東京新大学野球連盟Ⅰ部)には、同校出身の学生たちが所属しており、勉学にサークル活動に熱心に取り組み、文武両道を実現しています。今回、双方の教育リソースを活かし、教育活動の深化と高大連携の充実を主眼に、協定締結の運びとなりました。
協定書署名後、渡邊学長が謝辞を述べるとともに「高等学校から大学への進学は生徒たちにとって大きな変化であると思う。高大連携において、主役は生徒・学生たちである。環境の移行をできるだけスムーズにし、大学入学後のミスマッチを最大限なくしていくために、連携協定を有効に運用し、情報交換をしあい、協力していきたい。この協定の一番な重要なところと考えている」と述べ、加藤副校長は「2月17日のラウンドテーブルにも参加させていただき他校の活動例を伺ったが、本校としてもこの協定を契機に実際の連携活動についても取り組んでいきたいと考えている。生徒の教育向上に資するものと確信しているので、ご協力いただきたい」と抱負の言葉を述べられました。
今後は、本学での教育機会の提供や出張講義、情報交換など様々な面で高大連携を深めて参ります。
地域交流課(高大接続推進担当)
2025年2月21日