5月13日(火)に藤村女子高等学校(東京都武蔵野市)の2年生116名、引率の先生5名が本学井の頭キャンパスで「キャンパスデー」に参加しました。
「キャンパスデー」とは、高校生が一日キャンパスの中で過ごし、大学生と同じように授業を受けたり、学内施設で昼食をとったりする、大学生活を体験できるイベントです。
本学と藤村女子高等学校は協定を締結しており、この企画は2023年度から継続して行っています。「キャンパスデー」の体験を通して、生徒たちの進路選択のイメージづくりや、大学進学へのモチベーション向上に寄与できればとの思いで開催されています。
はじめに、高校生たちは交流プラザで八木橋宏勇高大接続推進室長、藤村女子高等学校の先生からオリエンテーションを受けました。その後、保健学部、総合政策学部、外国語学部で、希望を元に選択していた講義に参加し、2時限から4時限(4時限は希望者のみ)まで授業に参加しました。
授業は、どれも本学で通常開講されているものです。参加の高校生たちは、杏林の学生たちと一緒に、真剣な表情で授業に聞き入っていました。
昼食時間では学食の他、キッチンカーや、4月にオープンしたばかりの学内コンビニエンスストアで買い物をし、思い思いに食事を取る姿が見られました。井の頭キャンパスには「キャンパスプラザ」と呼ばれる緑地があり、高校生たちは快晴の中、キャンパスプラザのベンチや芝生でランチを満喫していました。また同日は図書館開放も行っており、興味深そうな様子で見学をする生徒たちもいました。
終了後のアンケートでは、「参加した授業の中で、午前に受けた授業に学んだことが出てきて、学びがつながり、さらに面白さを感じた」「いつもならできない専門的な体験が出来た」「大学の雰囲気、授業の進み方、高校と大学の違いを知ることが出来た」などの声が寄せられました。
高大接続推進室では、今後も引き続き高大連携を深めるための様々な取り組みを行っていきます。
地域交流課(高大接続推進担当)
2025年5月19日