杏林大学と横浜隼人中学校・高等学校(横浜市瀬谷区)は、高校教育と大学教育の相互の活性化を図るため、高大連携事業に関する協定を締結しました。
調印式は、6月17日(火)本学井の頭キャンパスで行われ、横浜隼人中学校・高等学校から朝木秀樹校長、奈良信之教頭、大堀早紀子進路指導部教諭、福嶋侑進路指導部教諭の4名が来校し、本学からは渡邊卓学長、八木橋宏勇高大接続推進室長、安藤英視井の頭事務部長が出席しました。協定書には、各校の代表が署名し、今後の連携について意見交換などを行いました。
協定書署名後、渡邊学長は、高大接続の重要性について述べ、「高校と大学がお互いに理解し合い、学生が安心して大学を選べるようにすることの大切さ」を強調しました。朝木校長も、「連携によって互いにメリットを享受しながら発展していきたい」と述べました。
調印式後の意見交換では、朝木校長のご経歴から本学とのご縁についても触れられ、本学と協定締結に至ったことを感慨深く語られていました。また朝木校長の野球経験から、本学の強化指定クラブである硬式野球部の近況についても興味を持ってくださったことから、安藤井の頭事務部長から、同部の活動場所である本学八王子キャンパスでの取り組みを紹介される場面もありました。
高大連携の具体的な方法について杏林大学側からは、「キャンパスデイ」という取り組みが紹介され、高校生が実際の大学の授業を体験できる機会を提供していることが説明されました。横浜隼人中学・高等学校側からは、生徒のニーズに合った連携プログラムの重要性や、教員が大学についての理解を深めることの必要性が指摘されました。 今後は、本学での教育機会の提供や出張講義、情報交換など様々な面で高大連携を深めて参ります。
2025年6月23日