9月30日(火)に國學院大學久我山高等学校(東京都杉並区)の1年生39名、先生1名が本学井の頭キャンパスで「キャンパスデー」に参加しました。
「キャンパスデー」とは、高校生が一日キャンパスの中で過ごし、大学生と同じように授業を受けたり、学内施設で昼食をとったりする、大学生活を体験できるイベントです。
本学と國學院大學久我山高等学校は協定を締結しており、この企画は高大連携事業の一環として実施しています。「キャンパスデー」の体験を通して、生徒たちの進路選択のイメージづくりや、大学進学へのモチベーション向上に寄与できればとの思いで開催されています。
はじめに、高校生たちは交流プラザで八木橋高大接続推進室長からオリエンテーションを受けました。その後、保健学部、総合政策学部、外国語学部で、希望を元に選択していた講義に参加し、2時限から3時限、希望者は4時限まで授業に参加しました。
授業は、どれも本学で通常開講されているものです。参加の高校生たちは、杏林の学生たちと一緒に、真剣な表情で授業に聞き入っていました。
また、昼食は大学の学食や学内コンビニエンスストア、キッチンカーが使用でき、昼休み時間の図書館開放も行いました。
今回のキャンパスデーでは、通常の授業参加に加え、研究室訪問や、医学部と保健学部看護学科による合同の学科説明・模擬講義を行いました。
医学部と保健学部看護学科の合同講義では、医学部消化器外科学の阿部先生、医学教育学教室の江頭先生、保健学部看護学科の中島先生、勝又先生が登壇しました。
先生方は、医学・看護の専門的な学びやそれぞれの職業の魅力、そして杏林大学ならではのチーム医療を学べる環境について、大学紹介を交えながら熱意ある講義を展開しました。
講義は終始、和やかでありながら活発な雰囲気で進みました。江頭先生による質問コーナーや、阿部先生の貴重な経験談が披露された際には、生徒たちから笑い声が上がり、参加者が大学の雰囲気を肌で感じる瞬間となりました。
終了後のアンケートでは、「2限、3限の講義とも今まで学んだことのない分野で興味深かった」「研究室訪問がとても面白く、先生の説明がわかりやすかった」「とても貴重な体験をすることが出来ました。自分が興味を示す学部について詳しく先生方のわかりやすい説明で、大学生活のイメージが出来ました」などの声が寄せられました。
高大接続推進室では、今後も引き続き高大連携を深めるための様々な取り組みを行っていきます。








高大接続推進室
2025年10月2日