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武蔵越生高等学校と高大連携事業に関する協定を締結

 杏林大学と武蔵越生高等学校(埼玉県入間郡越生町)は、高校教育と大学教育の相互の活性化を図るため、高大連携事業に関する協定を締結しました。

 調印式は、10月16日(木)本学井の頭キャンパスで行われ、武蔵越生高等学校から一川学校長、泉名教頭、小田選抜Iコース長、関進路指導部副部長の4名が来校しました。本学からは渡邊学長、八木橋高大接続推進室長、安藤井の頭事務部長が出席しました。協定書には、各校の代表が署名し、今後の連携について意見交換などを行いました。

 武蔵越生高等学校の選抜Ⅰコースの生徒たちは、夏の実習先として本学キャンパスを訪れ、大学の授業を体験しています。また、現在は保健学部と外国語学部に学生が在籍し、熱心に勉学や課外活動に取り組んでいます。今回の協定は、両校の信頼関係と、お互いの教育リソースを最大限に活用したいという共通の思いが実を結び、実現しました。

協定書への署名後、渡邊学長は「本学では協定校を対象に様々な参加型企画を用意しており、授業や実習で実際に使用する施設の見学機会も設けている。ぜひ、生徒の皆さん、先生方に本学へお越しいただき、各分野への理解を深めていただき、進路選択の一助にしていただきたい」と連携を通じて学問分野と進路選択をより良くマッチングさせることへの期待を語りました。
 一川学校長は、「教え子の中には以前、杏林大学の外国語学部へ進学し、卒業後、目標としていた進路に進んだ生徒がおり、距離の近さを感じている。夏の授業体験も大変魅力的で、生徒たちにとっては『大学で学ぶとはどういうことか』を考える良いきっかけとなっている。この協定締結を通じて、さらに多様な取り組みができれば」と述べました。

その後の懇談では、両校が力を入れているスポーツ分野についての話題や、大学が取り組むキャンパスデー企画、医療工学に興味のある生徒と本学との分野マッチングなどについて、活発な意見交換が行われました。

 今後は、本学での教育機会の提供や出張講義、情報交換など様々な面で高大連携を深めて参ります。

(高大接続推進室)

2025年10月28日