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師範 和装の美で起業 400 年の伝統を紡ぐ

1992 年外国語学部日本語学科卒業
中里 博美さん
(2019年3月取材)

 3 歳から日本舞踊を習う。尾上流日本舞踊の師範。株式会社 花 代表取締役。2009 年、和ランジェリーブランド「Wafure」を立ち上げる

 3 歳から日本舞踊を習う。尾上流日本舞踊の師範。株式会社 花 代表取締役。2009 年、和ランジェリーブランド「Wafure」を立ち上げる

尾上流師範として

15 年前から 60 名程の生徒を教えてきました。尾上流日本舞踊は 400 年以上受け継がれてきた歌舞伎が背景にあります。伝統の継承に身が引き締まる思いです。

報われた苦労

2009 年、ひとりで和装用のランジェリーブランドを立ち上げました。日本舞踊は、実は激しい動きを伴います。襦袢など下着が体にまとわりつき、手足の表現が決まらないことがありました。また綺麗なデザインの下着が少なかったので、自分で理想のランジェリーを作ろうと一念発起したのです。
構想から 2 年、東京の大手百貨店で販売を始め、今では静岡や京都など販路は20 ヵ所に拡大しました。 アパレルの知識も技術もありませんでしたが、支えてくれたのは、親身に相談にのってくれた人、縫製職人など多くの方々でした。ただ、新製品の開発は、職人にとっても初めての経験で、予想以上に大変でした。試行錯誤を重ね、心身共に疲労もピークになった頃、ようやくランジェリーが完成しました。
お客さまに、「こんな製品を待っていた」と言われると、苦労が報われ、幸せな気持ちになります。伝統ある “ 尾上 ” の名前は汚せないという思いで、妥協しない製品を作っています。

行動することを楽しもう

多くの人に支えられて、夢を実現できました。若い人たちは、目標に向け夢中で行動してほしいです。私はそんな若者をサポートしたいと思っています。

※記事および各人の所属等は取材当時のものです

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