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夢は世界が相手の
服飾ビジネスマン

外国語学部 中国語学科4年 
押田 大希さん
(2023年10月取材)

 押田さんは、年の離れた兄がマカオへ留学したことがきっかけで留学を志しました。外国語学部に入学後は中国語を懸命に勉強し、3 年生の8月から1年間、香港中文大学に留学しました。
 香港は多文化が共存していること、公用語として広東語と英語の2言語が使用されていることから、多く学びがあると考え、香港中文大学への留学を決めました。

留学は言語を学ぶだけではない

 留学前は「留学=語学学習」と考えていた押田さんですが、留学中、単に語学を身に付けるだけでなく、重要なのは語学力を使って何をするのかだということに気づきました。
 留学中の押田さんは、週4 回の授業に加え、水泳部に入部して現地の学生や自分と同じように外国から来た留学生らと学生生活を満喫しました。休日は、アパレルブランドの展示会や友人と食事に行くなど活動的な1年間を過ごしました。そして、言葉が通じることで友人も増え、行動範囲がどんどん広がり、より学びの多い留学生活を送れること実感しました。語学はコミュニケーションを広げるためのツールであると確信した押田さん。今は、次の目標に向けて勉強に励んでいます。

中国の大学進学を目指して

 押田さんは、留学で様々な人とコミュニケーションを取ることで、対応力が鍛えられたと感じたそうです。もっと広い視野を持って自らを成長させるため、卒業後は中国本土への留学を希望しています。このことを所属するゼミナールの宮首弘子教授に相談したところ、中国の大学に中国政府の奨学金制度を使って進学する方法があること紹介してもらいました。現在、留学に向け準備を進めています。

留学を生かした将来に向けて

 留学中もアパレルブランドの展示会に行くなど、アパレル関係に興味がある押田さん。将来は英語や中国語を使い、世界を相手に服飾系の仕事をしたいと考えています。そのために、中国の大学では言語や文化を学び、服飾系の仕事に必要な知識を身に付けたいと夢を膨らませています。

※記事および各人の所属等は取材当時のものです

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