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教職課程 合格者座談会 来春学校現場で働く4人が勉強法など披露

杏林大学では平成28年度教員採用試験に新卒・既卒あわせて26名が合格しました。
来春から学校現場に着任することが決まった在学生3名と卒業生1名に、教員をめざすきっかけとなった出来事や教職課程での学び、採用試験の勉強法などを聞かせてもらいました。

聴き手:外国語学部 齋藤智志教授、保健学部 大嶺智子教授
座談会参加者:菱田捺代さん、吉田千明さん、島﨑はるかさん、鈴木彩香さん

教師になろうと思ったきっかけ

菱田:中学2年生の時、近隣の小学校で英語の体験授業のアシスタントをする機会に恵まれました。小学生が楽しそうに英語の学習をする姿に接したことが、教師になりたいと思ったきっかけでした。

吉田:高校2年の時に東日本大震災があり、私は単身他県へ転校しました。家族と離れ、地元の友達に会えなくなったことは、とても辛い経験でした。そうした「子どもたちの辛さ」に気付ける、子どもに身近な存在になりたいと思ったのがきっかけです。

島﨑:小学校の担任の先生との出会いが大きかったです。クラス全員が満点をとるまで漢字テストをし続けたり、ディスカッションやディベートをとおして対話の重視性や相手の気持ちを受け入れることの大切さを教えてもらったりしました。そういうことを伝えられる教師になりたいと思いました。

鈴木:高校時代、バスケットボール部のマネージャーをしていました。部員のために運動選手に適した食事や栄養の摂り方を調べたとき、子どもの頃からの生活習慣がとても大切だと感じました。その経験から子どもたちに健康について正しい知識を伝え、活動の基盤となる心身の健康を守る養護教諭になりたいと思いました。

齋藤:皆さんの原動力や心の動きが伝わるエピソードですね。      ≫つづく