ゼミナールで培った「考えぬき、答えを出す」チカラ
伊藤忠テクノソリューションズ株式会社
原田佳子さん 外国語学部観光交流文化学科 2022年卒業
「お客様が抱える多くの課題を、ITで解決する仕事をしています」という原田さん。商品管理に問題を抱えた会社から依頼があった際には、現場レベルで打ち合わせを実施。通常テレビ会議で済ますところも、工場見学を依頼し、現場で詳細な課題を調査するなど行動力を発揮。その結果、商品一つひとつを管理できておらず、受注した商品の完成日も明確でないことに気づき、工程管理システムの導入を提案した。「いまでは、商品がどの工程にあって、あと何日で完成するのかが可視化できて分かりやすくなったとご満足いただいています」と胸をなでおろす。
古本ゼミでは、福島県相馬市の観光協会と連携してツアーを企画。チームメイトとともに現地で感動したことを詰めこんだ大学生向けの合宿ツアーは、現在、相馬市のウェブサイトで紹介されている。
「ゼミ活動を通じ、さまざまな魅力をもった仲間と協力してひとつの成果を生む面白さを実感しました。また、手厚いフォローをいただきながらも、『最後に結論を出すのはあなただよ』と私たちを尊重してくださった古本先生のおかげで、主体的に考えアウトプットする力が養われました。この力はいまの仕事に大変役立っています」
成長をサポートするプログラム
外国語学部では、さまざまな種類・レベルの語学の授業を用意しており、「教養科目」と「専門科目」の効果的な橋渡しを実現します。
好きな言語をカスタマイズ
英語または中国語を集中的に学習しながら、自分の興味や関心にあわせて韓国語・ドイツ語・フランス語・スペイン語も学習できます。
「学び」を深めるアクティブ・ラーニングと学外フィールド
「豊富なグループワークや、ひとつの事象を多角的な視点から分析する「課題解決型学習」、学外のインターンシップやフィールドスタディを通じ、柔軟な思考力、行動力、協働力を育てます。
※2023年度現在
コミュニケーションについて学ぶさまざまな授業に加えて、現代社会に求められるデータ分析能力や問題解決能力を習得できるのが、外国語学部の特徴です。
丁寧な指導と多くの実践を通じて、ビジネス、教育、地域創造、国際貢献、異文化交流の場で活躍する人材を育てます。
英語を中心に、英語圏文化、異文化コミュニケーション、日本語教育、さらには映画や音楽などのサブカルチャーといった幅広い科目群のなかから、興味・関心に応じて履修できるカリキュラムを展開。英語力向上のための少人数クラスや、グループワークなどを通じて多角的な視野で物事をとらえることをめざします。