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大学ホーム>ニュース&イベント>【トピックス】 シンガポール観光実習に25人の学生が参加

シンガポール観光実習報告

外国語学部教授 岩崎公生

外国語学部では9月3日から8日にかけて2年ぶり5回目となるシンガポール観光実習を、学生25名の参加を得て実施いたしました。

実習はホテル学校SHATECやJALPAKシンガポール社、JALシンガポール空港所などで行いました。

このうちSHATECでは講義のほかキッチン見学、テーブルセッティングとテーブルマナーの講座などを受講しました。

JALPAKシンガポール社では社長から、JALシンガポール空港所ではマネージャーや客室乗務員のウィ・ルフォンさんからそれぞれ講義を受けました。

観光立国を自認するシンガポールは、これまで積極的に国際会議を招致する政策を推進してきた結果、現在ではアジア最大のコンベンションシティに成長しています。
昨年9月には「国際通貨基金(IMF)・世界銀行会議」がシンガポールで開催されました。
都市国家シンガポールが東京や横浜よりも国際会議都市として大きな実績を示している背景として、
(1)世界航空路のハブ都市と呼ばれる要衝にある、
(2)最新の大規模国際会議施設が2ヶ所ある、
(3)国際水準を越えるホテルが多数存在する、
(4)会議前後のオフ滞在を可能にするエンターテインメントが多種多数ある、
(5)国語が英語である、
(6)ホスト住民がホスピタリティ精神をもって観光ゲストを迎えている、
以上6つの理由が考えられます。

現地で実際に日本と比較してみると、決定的な違いは「英語が標準語」ということだけですが、観光関連施設すべてが「アジアンホスピタリティ」をもって運営されていることに注目する必要があります。

シンガポールでは現在、ロンドンアイを凌いで世界最大の観覧車となる「シンガポールフライヤー」が来春開業に向けて、マリナースクエア地区に建設中です。またその先にもチャンギ空港第3ターミナル、ユニバーサルスタジオ、2ヶ所のカジノなどが計画されており、ハードウェア、ソフトウェア、ヒューマンウェアが三位一体となって観光立国シンガポールの発展を支えていることが理解できます。

遅ればせながら2003年に小泉政権下で観光立国宣言を行った日本が、シンガポールから学ぶことは多々あると考えていますので、今回の実習旅行に参加した学生25名が大きな成果をもって帰国したことと期待しています。

シンガポール観光実習を終えて
平成19年度シンガポール観光実習学生団長

外国語学部6セメスター 馬場 彩加

私は観光のゼミに所属していることもあり、この実習に参加しました。
事前の講義でシンガポールは観光立国と先生がおっしゃられていたのでどんなに日本と違いがあるのか気になっていました。
そしていざシンガポールへ行ってみると、街のきれいさと住む人々のホスピタリティに驚きました。
また、学生の代表の団長として、学年を超えて学生同士仲良くなれたことがとても嬉しかったです。
この実習に携わった先生方や関係者のみなさまにとても感謝しています。