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【トピックス】 保健学部 嶋津教授のグループ「新機械振興賞」受賞


 杏林大学保健学部生理・生体工学教室の嶋津秀昭教授の研究グループが開発した「痛み定量化装置」が、2月6日(水)東京プリンスホテルで行われた第5回新機械振興賞の表彰式で「財団法人機械振興協会会長賞」を受賞しました。
表彰式では嶋津教授のグループを含めた6団体が「財団法人機械振興協会会長賞」を受賞したほか、「経済産業大臣賞」「中小企業庁長官賞」にそれぞれ1団体が表彰されました。

「新機械振興賞」は財団法人機械振興協会が、機械工業に係る優秀な研究開発及びその成果の実用化によって機械工業技術の進歩・発展に著しく寄与したと認められる大学や企業、研究開発担当者などを「経済産業大臣賞」「中小企業庁長官賞」「財団法人機械振興協会会長賞」としてそれぞれ表彰するものです。
今回 嶋津教授のグループが受賞した研究機器 「痛みの定量化装置」の開発は、嶋津教授はじめ研究室のメンバーを中心に進められ、痛みのレベルを数値化できる知覚・痛覚定量分析装置として「ペインビジョン」という商品名で、株式会社オサチを通じて製品化され、平成18年4月より株式会社ニプロより全国医療機関向けに販売されています。

【受賞にあたり】     

嶋津秀昭

 本装置は杏林大学保健学部において過去実施されたプロジェクト研究費を元にはじめられた研究であり、十年あまりを経てようやく社会にその成果を提供できることになりました。学会賞もいくつか頂いていますが、研究だけで終わることなく、医療機器として提供できたことを喜んでいます。
 今後、臨床の場で役立てられれば幸いです。

2008.2.18