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新任教員紹介

木暮 健太郎(こぐれ けんたろう)

杏林大学総合政策学部に専任講師として着任した木暮です。どうぞよろしくお願いします。杏林大学には、これまでにも非常勤講師としてお世話になってきましたので、馴染みもあり、愛着もある杏林大学で教育と研究に従事できることを心から嬉しく思っています。
専門は政治学で、とくに現代民主主義とその理論に強い関心をもってきました。最近では、新しいテーマとして、インターネットと政治との関わりについても研究しています。政治学という分野では、先進諸国で共通してみられるような「民主主義の危機」が一貫して重要なテーマとされてきました。

私もまた、自らの研究活動において、どうしたら現代の民主主義が効果的に機能するのかという点を問題意識として常にもっています。杏林大学の学生とも一緒になって、この大きなテーマにチャレンジしたいと考えています。
現在の担当科目は、主なものとして政治学概論、政治学演習、公共選択論、政治組織論、ゼミナールなどがあります。1年生向けの読解力演習や表現力演習なども担当していますが、授業やゼミを通じていろいろな学生との接点をもつことは、とても良い刺激であり、大切な経験になっていると感じます。
学生と一緒に過ごすなかで、「大学とは一体、何だろうか」とよく考えます。私にとっては、教育と研究を行う大切な場所です。では、学生にとって、大学とは何でしょうか。それは、大げさにいえば、「夢」を探す場所なのだと思います。人生の「目標」を探す場所だといってもいいでしょう。はっきりとした目標をもったときに、人は本気で頑張れるのだと思います。一人でも多くの学生が、大学生活を通じて自らの進むべき道を見つけ、そして目標に向かってまっすぐに頑張れるようになれば、大学全体も大きく変わると思います。私は、みんなの目標を見つけることはできません。それは、自分自身の力で必死になって探すものだからです。ただ、それを応援することはできます。夢の実現に向かって、一緒に頑張りましょう!

斉藤 崇(さいとう たかし)

みなさん、はじめまして。斉藤崇と申します。この4月から杏林大学総合政策学部に勤めることになりました。
私は環境問題を自分の研究テーマにしています。さまざまな環境問題のなかで、最近はごみ処理・リサイクルについて研究をおこなっています。もともとの専攻分野が経済学なので、おもに経済学の立場から環境問題を眺め、考えていくということをやっています。

私が環境問題に強く興味を持つようになったのは大学2年生のときでした。環境問題の現状について、文献やTV・新聞などで知り、これからどのようにしていけば良いのかを深く考えてみたくなりました。それから環境問題のゼミに入り、大学院に進学し、現在の自分につながっています。
経済学の立場から環境問題を眺めていくと言っても、あまりイメージできないかもしれません。これは「社会の仕組み」のなかで環境問題を捉えていると言い換えた方が良いかもしれません。どのような社会のもとで環境問題が生じてきたのか、環境問題を解決していくための社会のあり方はどのようなものか、こういったことを社会の仕組みについての学問の1つである経済学を使って考えているわけです。
社会の仕組みについては、いろいろな学問分野から考えていくことができます。特定の分野からばかり考えるのではなく、さまざまな立場から総合的に環境問題を捉えていくことが重要です。総合政策学部は、そのような意味で、多くの良い刺激を与えてくれるところだと思います。私は多くの人たちに、社会の仕組みから環境問題を眺めることの重要性やおもしろさを伝えることができるように、授業などをしていきたいと思っています。
どうぞよろしくお願いします。