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大学ホーム>ニュース&イベント>【トピックス】 学生が八王子市の教員を対象に心肺蘇生法講習会

救急救命学科の学生が八王子市教員初任者を対象に心肺蘇生法講習会

 保健学部救急救命学科の学生48人が、八王子市教員初任者58人に対して心肺蘇生法及びAED講習会を7月8日、同学科の実習室で実施しました。八王子市では、教員初任者研修の一環として心肺蘇生講習会を受講することになっており、同市教育委員会から本学に依頼があったものです。
 以前より救急救命学科では学生がインストラクターとなり、同じ様な講習会を学内の教員向けて行ってきましたが、今回は市内の小学校に赴任された先生方に、心肺蘇生法とAEDの使い方を指導しました。これは、インストラクターを務める学生にとっても、学習意欲を高め、AEDの使用方法を含めた心肺蘇生法の知識・技術を確実に習得するという教育効果もあるため、講習会は救急救命学科2年生の講義の一環として行われました。

 講習会では はじめに救急救命学科 和田貴子教授が臨床での経験を交えた熱意ある講義を行いました。そして、大森忠義学内講師の実技指導のもと学生2人が模擬演技を行い、その後学生がマンツーマンで実習を指導しました。
 終了後のアンケートでは、学生インストラクターの指導が親切丁寧でわかりやすく、勉強になったと非常に好評でした。
 普段以上の学生の集中力と、学生1人1人の堂々とした言動から、教えることは一番の教育方法であることを再確認しました。今回指導にあたった2年生はさらに向上心を持って、講義や演習に取り組み、実習に臨んでほしいと思います。9月には、高校生240名を対象に、同様の講習会を開催する予定です。


(相澤 桂 救急救命学科助教)

2008.07.10